|
カテゴリ:伊勢神宮125社その後
志等美神社 / 大河内神社 伊勢市辻久留1-13 向かって左が志等美神社(しとみじんじゃ)、右が大河内神社(おおこうちじんじゃ)。 同じ玉垣内に二社が鎮座している形。 打懸神社(うちかけじんじゃ)はこの二社のすぐ右隣りに鎮座。 三社ともこの地域の産土神社、上社(かみのやしろ)の境内にある。 ■■■志等美神社 豊受大神宮摂社 第62回神宮式年遷宮による御造替は2015年9月15日。 新社殿の工事期間中の御神体は、 隣の打懸神社に大河内神社御神体と共に仮遷座されていたそうです。 御祭神は近くを流れる宮川の堤防の守護神、久久能智神(くくのちのかみ)。 ■■■大河内神社 豊受大神宮摂社 志等美神社と同日に御造替。 御祭神は大山祗神(おおやまづみのかみ)。 一般的には山の神と言われますが、こちらも宮川の堤防の神とのこと。 「堤(つつみ)」の神という解釈なのでしょうか。 TOPの写真では「二社」がわかりにくですが、 上の写真のようにひとつの玉垣内に二社あります。 手前が大河内神社。 打懸神社 ■■■打懸神社 豊受大神宮摂社 御祭神は打懸名神(うちかけみょうじん)。 こちらも堤防の守護神と言われています。 志等美神社 / 大河内神社の遷御と同時にそのどちらかを仮殿とし、 2015年10月5日に御造替を終えたそうです。 志等美神社 / 大河内神社 / 打懸神社の三社は※神階を有しているそうです。 鎌倉時代末期の神道書「類聚神祇本源(るいじゅうじんぎほんげん)」に 大治3年(1128年)に志等美・大河内・打懸三社の神階が 「正五位から従四位に昇級した」という記録があるそうです。 伊勢神宮125社で神階を有しているのは、この三社だけです。 戦国時代以降、三社は荒廃。 江戸時代になって復興されたそうですが、元々の鎮座地は不明だったため 高倉山を仮の鎮座地としていたようです。 「旧鎮座地」とされる現在地に社殿が遷されたのは明治になってから。 上社の境内に三社があるのは、こうした事情があったからのようです。 ※神階とは 上の写真は手前が打懸神社、その奥が志等美神社 と大河内神社。 さらにその奥には上社があります。 参拝は2017年4月17日。 上 社 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.12 05:23:24
コメント(0) | コメントを書く
[伊勢神宮125社その後] カテゴリの最新記事
|