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10月5日~7日、今年2度目の伊勢行。
御塩殿神社の幄舎を見たくて、昨年からこの旅を計画していました。
御塩殿神社では、10月5日の御塩殿祭に幄舎が立てられます。
伊勢到着は5日の午後7時。
二見のホテルに宿をとり、翌6日に御塩殿神社に行く計画でした。
翌日にはまだ、その幄舎は残っていると思ったのです。
例えば社殿がご造替のときの仮殿は、10日ほど残っていましたし。
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御塩殿神社と仮殿(2018/10/01 遷御は9/21)
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しかし残念ながら、幄舎は5日のうちに解体撤去されたそうです。
御塩焼固(みしおやきがため)作業にあたられていた里田和也さん。
里田さんのお話では、御塩殿祭は毎年10月5日(式年遷宮の年を除く)。
幄舎は4日に設置され、御塩殿祭終了後すぐに解体撤去されるのだそうです。
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この光景を見たときは、正直がっかりしました。
今年2度目の伊勢。
1年前から計画していた旅は、無駄になってしまったと…。
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社殿前の柱を立てる場所。
「ここに幄舎が立てられていたのか」と想像するが、ちょっと空しい。
本当に残念でした。
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御塩殿で行われていた、御塩焼固。
作業にあたられていた里田さんにもお話を伺うことが出来ましたし
完成したばかりの御塩殿の御垣を見ることも出来ました。
御塩焼固は荒塩を三角の土器で焼く作業。
薪を焼く煙がいい香りでした。
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こちらは社殿裏手にある、御塩焼所(みしおやきしょ=左の建物)と
御塩汲入所(みしおくみいれしょ=右の建物)。
御塩焼所は、屋根の葺き替え準備中でした。
御塩汲入所の屋根も葺き替えられるかどうかは聞きそびれました。
前述の里田さんのお話では、作業は来年5月くらいまでかかるだろうとのこと。
それにしても、残念無念の結末でした。
しかし、思わぬ展開が待っていました。
そのいきさつについては、別ブログに書いています。
1アメブロ「【伊勢神宮125社】御塩殿神社」
2アメブロ「【伊勢神宮125社】なんと嗚呼!御塩殿神社」
3アメブロ「伊勢神宮125社】気を取り直して 江神社」
4アメブロ「~伊勢名物に…」
それにしても「里田さん、里田さん」とまるで知人のようにご紹介しましたが
お名前は参拝後、三重テレビ放送の映像で知りました。
YAHOO!ニュース
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