多度大社
本宮・多度神社(たどじんじゃ)三重県桑名市多度町多度1681多度大社公式HP■御祭神 本宮・多度神社 天津彦根命(あまつひこねのみこと) 相 殿 面足命(おもだるのみこと) 惶根命(かしこねのみこと)御祭神・天津彦根命は天の安河原での天照大神と須佐之男命との誓約で天照大神の持ち物から生まれた天照大神の御子神。別宮・一目連神社(いちもくれんじんじゃ)■御祭神 天目一箇命(あめのまひとつのみこと)御祭神・天目一箇命は本宮の御祭神の御子神。天目一箇命が神威を発揮出来るように、別宮の社殿には扉がない。本宮である多度神社、別宮、摂社・末社を合わせて「多度大社」と呼ぶのだそうだ。本宮の御祭神が天照大神の御子神であることや、伊勢神宮に参詣するための街道沿いにあることから伊勢との関係が深いと考えられていた。「お伊勢参らばお多度もかけよ お多度かけねば片参り」とも謳われ、北伊勢大神宮とも呼ばれたそうだ。静謐な境内に、清流のせせらぎ音が心地いい。参拝日は2020年11月28日。次は是非、新緑か緑の元気な季節に訪れたい。境内入口、この石段の手前に御神木があり、横には「上げ馬神事」が行われる上げ坂がある。ちなみにこの鳥居は第三鳥居なのだそうだ。上げ坂は実際に近くで見るとかなりキツイ。ここを駆け上がる馬が気の毒な気もしたが、御神事当日は成功しやすいように手が加えられるそうだ。末社・皇子社皇子社の御祭神は本宮に祀られている天津彦根命と市杵島姫命以外の天の安河原の誓約で生まれた神々六柱。 近隣の英霊を祭る招魂社摂社・美御前社(うつくしごぜんしゃ)御祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。社殿の前に穴のあいた石が奉納されていた。この神社は「子授け・安産」の神として信仰されているようだ。この石は女性器を表しているのかも知れない。於葺門(おぶきもん)この門の先にある橋を渡ると、本宮・別宮の神域。その手前に天照大御神を祀る神明社がある。神明社ちなみに第三鳥居をくぐった左手に神馬舎があり、中に白馬がいた。多度山の神々の使いだと言われているのだとか。餌のニンジンは一篭100円。 かなり「ウルウル」した目でニンジンを乞われたものの財布を持参していなかったのであげられなかった。財布を持っていた妻は、私とも馬とも目を合わせなかった。 龍水御朱印帳・裏ばなし 「お伊勢まいらば・・・」.