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カテゴリ:ニュース
秋葉原通り魔事件。これを書いてる時点で6人死亡12人負傷。
逮捕された25歳の男は「世の中が厭になった・人を殺そうと思った・誰でもよかった」と供述してるようです。 ここのところ通り魔事件がチョクチョク起きていますが、真似をする心理もあるのではと思いますし、 「世の中が厭になった」という言いぐさも、通り魔犯に共通してるような気がします。 世の中が厭になる。そんな、世の中が自分の思う通りになるはずがない。そんな中でみんな何とか生きているわけですが、まず基本的にその事が分かっていない。そこから誰でもいいから人を殺すという短絡思考・発想にまでつながり、実際にやってしまう。なんともやりきれません。 このような通り魔・テロ的事件は、決して世の中が悪いせいではありません。オウムのサリン事件とは少し性格が違うでしょうが、容疑者個人の悪業と断じてよいと考えます。 ここで一つ気になるのは、容疑者の精神状態が云々されて(もちろん精神鑑定も必要かも知れませんが)、心神耗弱状態だった・精神的に病的状態だったとされることです。 そんな事になると犯罪者イコール精神異常者、そして精神障がい者は全員危険といった、ステレオタイプに社会的感情が導かれてしまうのではないかと、危惧します。 精神障がいの人で、もちろん入院していなければいけない状態の人もいるでしょう。しかし寛解して周囲のケアがあればきちんと社会生活を送れる人もいます。 このような事件が起きるたびに、精神障がい者への差別意識が増すのではないか、気にかかります。 いずれにせよ亡くなられた方の冥福を祈り、負傷者の回復を願うばかりです。 そして、この悪逆非道の行いの容疑者は、厳しく罰せられるべきと考えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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