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カテゴリ:ボランティア
以前から関心のあった「傾聴」の初歩の講座が、社会福祉協議会であったので参加してみました。
きくには「聞く」「聴く」がありますが、傾聴はただ外から入ってくる音、たとえば雑踏の音・BGMで流れてる音楽を聞き流すという、ただこ聞こえてる状態ではなく、相手・話し手の言葉を、「聴」という言葉で表されているように、耳と心を持ち五感も使って相手に寄り添って聴き、共感を持ち、相手を受容し、身体言語(しぐさ・表情など)も観察しつつ聴くという事です。 今日もらった小パンフレットからまとめて書き出してみましたが、話し手も自分の思い・考えを言語化することによって、客観的に自分をみつめ、言葉にする事によって自分の考えも分かりまとまっていく、話すことで癒される、そんな効果があるようです。 講義を聴くだけでなく実際に体験しようという事で、ロールプレイもしましたが、時間の制約もありほんの入り口の体験ができたかな? という程度ではありました。 講師は‘傾聴ボランティア’をなさってる方達で、老人ホームなどへ出かけ高齢者の話を聴く活動をしてるとの事でした。 この傾聴ボランティアにならなくても、日常生活の色々な場面、友達同士で話す時とか、それこそサラリーマン氏が二人で一杯飲みながらの時でも、(話し手と聴き手二人だけという条件はあるし、酒も飲んでない時の方がいいと思いますが)この傾聴の基本を知っていれば、同僚の話を上手に聴き、心持を引き出す事で、何かしらの役に立つのではと感じました。 傾聴については以前、読書について書いた時にも取り上げた、鈴木秀子さんの本愛と癒しのコミュニオンで、傾聴という事を知り非常に啓発され、今回の講座にも参加しようと思った次第です。 興味のある方はこの本、一読される事をお薦めします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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