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カテゴリ:障がい者としての生活
名古屋市長、河村氏が就任当初から意欲を示していた、名古屋城木造化の計画が進んでいます。
2022年竣工の予定のようです。 木造化も結構とは思いますが、バリアフリーに関しては考慮されてないのが現状です。 国交省のバリアフリー法があり、公共的な建築物・集合住宅はバリアフリーにしなければいけないのですが、今回の木造化に関しては歴史的文化財の復元、建築当初の姿に戻すということで文科省の管轄らしく、エレベーター等の施設を造っては復元にならない。 国・文科省から補助金が出るかどうかは知りませんが、まぁそう言われればおっしゃる通り。 ですが、車いす生活者にとっては入場を拒否されていると思わざるを得ません。城内の天守閣までの階段もおそらく急こう配になるでしょうし、高齢者やベビーカーを使う人にもきついでしょうね。 障害者団体は抗議声明を発表しました。 折衷案としては、城のすぐ横にエレベーター棟と各階への渡り廊下を造る。城本体は木造、各階の渡り廊下部分だけは、まぁその辺は目をつぶってもらうって訳にはいかないですかね。 まぁ木造になろうがなるまいが、いずれにせよ個人的には名古屋城へ行ってみようとは思っていませんがね。普段の生活でも一人で動く時はいきなり段差のあるビルなどには、最初から入らない、入ってやらない。というのが、僕の車いす生活者としての基本的態度です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年11月21日 19時27分52秒
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