カテゴリ:こぼれ話
ニチョで読者の方から「あんた、ゲイだろうとノンケだろうとかわりはないみたいなことを書いてるけど、ゲイにしかわからない痛みだってあるはずだ」と、ご指摘をいただきました。
-------------------------- 「あらま、すみません」と言いながら、「具体的に言うと、ゲイにしかわからない痛みって、どんなことでしょうね」とお聞きしたところ、その方自身もすぐには出てこないご様子。 「ワタクシとしてはですね、キモチ的にはそんなにかわらないのに、制度的にはずいぶん置き去りにされてる(愛し合うキモチは同じでも何年一緒にいたって制度的には家族になれないしさ)のが問題なんだと思ってるんですが…」と申し上げたワタクシ… -------------------------- すると、別の御仁が「ぼく、痛みとかじゃないけど、ゲイにしかできない体験しましたよ」と仰るので、どんな体験なのか伺ってみたのでございました -------------------------- その方がゲイ友とニチョのレストランで食事していたときのことでございました… -------------------------- 食事中に急に顔面蒼白となったゲイ友… -------------------------- どうしたのかと訊ねたらば、「以前つきあってたけれど、浮気がらみで二度と顔向けできないようなひどい別れ方をしてしまった痛恨のオトコが入ってきたの」と、ゲイ友。ふと見ると、たしかにラブいげな雰囲気のカップルが店に入ってきたところだったのでございます。 -------------------------- そのオトコと顔を合わせないように、必要とあらば席を変わってあげようと思い彼は「どっちのオトコが、その人なの?」と、ゲイ友に訊ねましたらば… -------------------------- 「両方」 と、ゲイ友は答えたそうなのでございました。 た、たしかに過去の相手同士がつきあってたりするのは、ゲイならではかもしれないが… -------------------------- ゲイでも珍しいわ、そんなもん。 -------------------------- 1話目から一気読みやINDEXは、アメブロ版でどうぞ♪ 1話目から一気読みはこちらから→ INDEXへ→ -------------------------- このブログが、本になりました。 みなさま、ぜひぜひお読みになってくださいませ♪ タイトル:じりラブ(集英社) 定価:1000円(税込み) 160P(カラー16P) ISBN:978-4-8342-5163-0 Amazon.co.jpで詳細を見る 楽天ブックスで詳細を見る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.21 11:30:00
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