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WASP(ワスプ)は、ホワイト(白人)・アングロサクソン・プロテスタント(White Anglo-Saxon Protestant)の頭文字をとった略語。 アメリカ合衆国での白人のエリート支配層(保守派)を指す語として造られ、当初は彼らと主に競争関係にあったアイリッシュカトリックにより使われていた。エドワード・ディグビー・ボルツェルが1964年に The Protestant Establishment: Aristocracy & Caste in America を著したことで一般にも用いられるようになった。 私の体験では、このWASPは 現存する。明らかに差別思想であり、白人至上主義・人種差別にも通ずるものである。 白人至上主義(英語:white supremacy、white nationalism)は、人種差別的思想のひとつ。スローガンとして「White Power」(ホワイト・パワー)という言葉が頻繁に用いられる。 その主張は三大人種の一つであるコーカソイド(白人)がモンゴロイドやネグロイドよりも先天的に優れているという点に集約される。 このWASP思想は 人種差別を含むに留まらず、白人間の差別に繋がっている事は冒頭の解説で お判りと思う。 端的な例を言えば「プアホワイト」への軽視・蔑称である。 プアホワイト(英:poor white)は、アメリカ合衆国諸州の主に農業や肉体労働に従事する白人の低所得者層に対する蔑称たるホワイト・トラッシュ(White trash)とほぼ同義の和製英語。特に、ウィリアム・フォークナーやアースキン・コールドウェルの作品に描かれるような、南部地域の しいたげられている白人・貧乏白人について言われることが多い。 マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの運動での1964年7月2日に公民権法(Civil Rights Act)が制定され、これにより、建国以来200年近くの間アメリカで施行されてきた法の上における人種差別が終わりを告げることになった。 しかし、これは「法の上における人種差別」が撤廃されたのであって、差別思想が たかだか45年の間に払拭された訳では無い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.05 14:36:40
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