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●「先を予測する」ということは、なかなか難しいものです。私は十中八九、
外れます。しかし、たまに予測した1個や2個が当れば十分かとも思っていま す。例えば、売上の予測などは大概外れます。 ●そこで、私の場合、常に150%くらいの成果を目標に行動します。例えばセミ ナーに20人呼びたいと思ったら「30人くらい集めるには…」と考えて意識して 行動します。売上目標まであと100万…と思ったら、150万くらいの見込みを確 保しようとします。 ●セミナーなどは、2割~3割くらいの当日キャンセルがあるものですから、 30人集めて8割としても、20人ちょっとの参加。これで目標達成です。 あくまで感覚論ですが、「見込みの8割が実際の成果」になると思います。 ●初めからそう考えて行動すれば、だいぶ気分も楽になります。あとはその精 度を高める努力をするのですが、これはやはり訓練が必要です。私は、ベンチ ャー会社勤務のとき、予算管理をしていましたので、毎月売上の報告を幹部に していました。 ●売上見込が大幅にショートしたときは「なんでこんなにずれるんだ!」と怒 られ、それに嫌気がさして低い安全圏の目標を出すと「なんでこんなに志が低 いんだ!」「やる気ないなら辞めちまえ!」と罵声を浴びせられる始末。 ●結局、折衷案でちょっと高めの数字を目標に出すのですが、多少無理をしな がら、数字をあわせていくことになりました。この経験を長年していると、ほ ぼ予測どおりの数字が出せるようになってきました。 ●このような経験を通じて、感覚が磨かれていったのです。先を読むことは とても重要なことです。売上管理、人材教育、商品開発、人生設計などなど あらゆるケースで必要な「先見の明」。いくらリサーチをかけても、最後は 人の勘だと思います。ただあまり過信せず、2割当ればよし、くらいに思っ てオーバーエクステンション=背伸び、をして取り組んでいきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月04日 22時50分27秒
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