Be my own boss!

課題本の1冊「前田義子の迷わない強運哲学」を読んでいます。

http://www.shogakukan.co.jp/maeda/

実は、私は、成功した人の話は話半分で読むべき（その人のやり方が普遍的に通用するものとは限らない）と思っています。

というのも、自分が昔、勤めていた映像制作会社が「ヤオハンの成功事例に学ぶ！」など、当時羽振のよかった人や会社をものすごくもちあげる番組を制作していたからなんですね（今もそういう成功事例をほめたたえる番組や書籍っていっぱいありますよね…）。

あとから、その後のヤオハンの状況を見て「当時あんなにもちあげて本当によかったのだろうか」「たった今成功しているからと言って、それがずっと続くとは限らない。成功事例を参考にするにも距離を置いてみなくては」と考えるようになりました。

なので、この本も「あくまでフォクシーというブランドを成功させた前田義子氏のケース」という感じで、あまりのめりこまないように読もうとしたのですが、それでも、前田氏の考え方がとてもクリアでシンプルかつ芯が通っている、ということが伝わってきました。

人から見てどう見えるかということで悩んだりする時間は本当に無駄だと自分も思います。自分の美意識を持つこと、迷う前に考え抜いておくこと。この本からはそういうことを学びました。