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たった一週間前と全く違ってしまっている全てのことに、呆然としながら対応して時間が過ぎていく。
Sさん一家は生きていてくれた。 苦難の日々であろうことは想像に難くないが、生きていればきっといつか積もる話として聞くことができるだろう。 「カタストロフィが来るわ」 20年くらい前に、プロを含む数人でSFっぽいリレー小説を書いたことがあって、その時登場人物にそんな台詞をしゃべらせたなあ、なんて思い出す。 いつか来ることは知っていたのだ。 人がその一部に過ぎないことを忘れて、自然に対して克服だの支配だのの立場を昂然と取るようになっていたのだから。 もう江戸時代には戻れないのだろうか。 日本は誇り高く慎ましい小国として生きていく道を模索できないのだろうか。 消費を煽って経済を維持していかなければ倒れてしまうような、自転車みたいな国はもう嫌だ。 震災後の町づくり、神戸の時とは違うだろう、大都市の再生ではないのだから。 1次産業だけで豊かでいられる国作りを目指す、その始まりとしての東北の再生、できないだろうか。 まあ偉そうなことを言ったってしょうがない、私は自分の場所で自分にできることをやるだけだ。 (そこんとこだけは、連続) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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