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カテゴリ:LOHAS
お雛様は、早めに飾って早めに仕舞わないとお嫁に行き遅れるのですよ。 今の人は、こんな事、信じもしないでしょうし恐れもしないですよね。 我が家の娘も結婚したのが、三十路にどっぷりと浸かってからですしね。 なぜ、「仕舞うのが遅れるとお嫁にも行き遅れる」とされているかと言うと、 手間隙を楽しむ事と、後始末をキチットする事を教える為なのだそうですよ。 年に一度、飾る事の手間隙を楽しみ、その後に、手間を惜しまず楽しみながら始末する事の大事さを教えるために、「仕舞うのが遅れるとお嫁にも行き遅れる」と言い伝えたようです。 実は、着物も同じなのです。 着物も着た後に、シミなどに目を通しながら着物の柄を楽しみ、 次に着る時の為を考えながら始末する。 着付ける時も、どのような感じに着付けられるかを手間隙かけて楽しむ。 この始末次第で、親子孫の代までお召しいただける状態で保存が出来るのです。 着物は文化だというには、このような始末を美徳とした日本人の心も背景に有るのです。 着物は大事に仕舞っていただくと、大いなる節約になりますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.03 17:51:51
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