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カテゴリ:着物
昨日の京都は、今年一番の暑さでした。 着物も、いよいよ単衣の着物の出番となりそうです。 単衣の着物の後は夏物ですね。 夏物の着物の生地には、大まかに、絽・紗・羅などがありますが、 夏物の着物の主流は、なんと言っても”絽”の着物です。 絽には、平絽・壁絽・駒絽などがあり、産地の大元は、新潟県の五泉市ですが、 最近では、丹後、桐生などでも生産がされています。 平絽は、主に男物として使う広幅の物が主流で、生地の風合いは、照りがあり”つるり”としています。 壁絽は、強い撚糸の糸を使用して織り上げるので、風合いは、土壁の表面のように”ザラリ”としていて、男物としても女物としても使用します。 駒絽は、駒糸という撚(より)りのかかった糸を使用し織り上げていて、女性用の着物としての素材のポピュラーなもので、壁絽と平絽の中間的な風合いです。
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Last updated
2006.05.02 11:37:34
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