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カテゴリ:着物
帯と着物のコーディネートは難しくはありません。 と、いうのは、今風の洋服で磨かれた間性で、色と柄の組み合わせを考えて見てください。 着物だから、着物の約束事にマッチするようにと考えすぎてしまいますと、気持ちがナーバスになり、着物嫌いの元に成りかねません。 洋服の間性で、コーディネートを楽しんでゆくうちに、他の人との違いなどに気付き、それは、何処が違うのかを検証してみるという方法で、ご自身のコ-ディネート力を磨いていけば良いと考えてみてください。 たしかに、着物は歴史のあるものですから、約束事も多くありますが、元を正せば、着物も最新のファッションだったわけです。 そこから始まり、時間の経過とともに、流行、利便性などを含み、着物の約束事として皆様に受け継がれてきたのです。その時間の経過の中では、変革も変化も多くあったことでしょう。 人の環境は、時代とともに、町並みの色など社会色がどしどし変ります。 その色の違いをふまえると、色の合わせ方は、一概に表現が出来ないといわざるを得ません。 人は、2千から3千色もの色の違いを見分ける能力があります。 コノ色とコノ色とは、合う、合わない。と一言で言い切れないのです。いや、言い切ってはいけないといった方が正しいのかも知れません。 世には、色のコーディネート表などを掲げたものもありますが、これは、あくまでも統計上のものであって、個人の個性を元にしたものではないのです。 失敗を恐れないで下さい。失敗をして覚えるものだとも考えてください。でないと、一歩の足を踏み出す事が出来なくなります。 ご自身が、変だと思われる事はしないで、この形、この組み合わせならばという形で楽しんで見てください。 コーディネートは、感性です。個性です。 紬に金糸の織り込まれているものでも感性が許すものならば、試してみてください。小物でも変える事が出来ます。 紬に袋帯を締めるようなタブーを犯さない限り、お洒落は無限だと考えてよいですよ。
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Last updated
2006.05.16 12:31:24
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