ここ最近、外に出る機会が多かったからなのか、
公共の場で、嫌な思いを何度かさせられた。
三つお話したいと思う。
幼稚園児が家の前の道路で遊んでいると、
彼らの面倒をよく見てくれる、近所の元気なおじいちゃんが、
「車とぶつかるから、角では、一度止まるように!」と注意をしてくれた。
最近、自転車の補助輪が取れたので、ビュンビュン飛ばしている。
幸い、家の前の道は、車の通りが少なく、子供には絶好の場所なのだが、
猛スピードでコーナーを曲がってこられたら、車はどうする事もできない。
すると、一人の男の子が「バカ!」と大声で発した。
おじいちゃんは、それを追いかけて行き、「ぶつかったら死んじゃうぞ!」と、
注意をすると、「うるせーなー!」とさらに大声で発した。
彼は、挨拶をしても挨拶をしない。
だから、突然の大声を聞いたとき、私は、ショックを受けた。
何、この言葉使いは「誰に向かって言ってるの!」思わず口を出してしまった
先日、あるお店で靴を見ていた。
突然、立っている私の体にカートがあたり、思わず、「痛い!」と言ってしまった。
振り返ると、3歳になる前ぐらいの女の子が、買い物カートを振り回して遊んでいた。
そこに一緒にいたお母さんは、私の顔を見て、何も言わなかった。
少し経つと、店内からカチャカチャと小走りするような音が聞こえてきた。
何事かと思って、目をやると、さっき子供が、店で売っている大人の高いヒールを履いて、
店内を走り回っている。おかあさんは、「転ぶわよ!」としか言わなかった。
私が、先週末に外耳炎にかかり、耳鼻科へ行った時のこと。
待合室で待っていると、隣に座っていた子供が、
お母さんの手を離れて、私に足元に寝転がってきた。
子供の体が、私に足にぶつかり、私は足を何度も移動させた。
お母さんは、「そんなところで寝ないのよ!」それだけで終わってしまった。
おじいちゃんは、子供を安全に遊ばせたいと、いつも見守ってくれてる。
小さな頃から、正しい言葉使いを教えるべきではないだろうか。
靴屋さんで会ったお母さん。
自分が誤り、そして、なぜ誤らなければいけないのか、教えるべきではないだろうか。
私が小さな頃、両親に「これはあなたのおもちゃではないのよ、大切なものなのよ」
どこへ行っても、そうやって教えられてきたような気がする。
そして、病院で会ったお母さん。
やっぱり、他人に迷惑をかけているという事を、教えるべきではないだろうか・・・
ここはあなたのお家じゃないのよ。そして、病院だということを・・・
私が言いたいのは、もう少し、ご両親がそろって、
「しつけ」を子供にしていく必要があるのではないかということです。
私が、神経質過ぎるのであろうか・・・もしかしたら、そうかもしれません。
私達夫婦は、どこへ行っても恥ずかしくない子供に育てたい。
言葉にしても、マナーにしても、将来この子がどこへ行っても、
恥じる事のない、順応性を持った子に育って欲しいと、厳しくしているかもしれません。
私も、一人の子の親として、分別のある子に育っていって欲しいと思います。
そうした子を育てるのも親の責任ではないでしょうか・・・。