複雑なPTAの卒業
先日、次男坊の高校のPTA総会が行われた。これで、私の長かったPTA役員が終わった。14年間…本当に長かった。役職は、いくつ受けたのかわからない。ここまで、やったのだから、気持ちよい1年を過ごしたかったな~。この1年は、14年間で一番キツカッタかもしれない。やっぱり、人間関係が構築できなかったのが、辛かったんだよね。最後の総会では、本当に一年間、何をしてきたのだろう?と言うような質疑があった。『会長は、JJさんと△△さんに下ろされたんじゃないですか?』も~、呆れて言葉もでなかった。答弁した会長も『女性ならではの意見の相違があった…。一身上の都合で辞める』いや~、私は女性として付き合ってきたつもりもはないんだけれど…下りろと言ったか言わないか、答えてくれ… とまで言われた。それも、PTAではない団体の役員からの質問。私は、言葉を選びながら答弁したんだけれど、嘘は言いたくなかった。『会長からの申し出で、この体制では次年度は無理だと認識していた。PTA活動の中での意見の相違はあったが、個人を批難したことはない。』私の言う事を聞かない副会長は要らない。あなたと私は、水と油。あなたを選んだのは間違いだった。こんな事を言われながら、何もしなかった会長の後始末に追われたのに…何だか、がっかりしちゃった。私が、会長の椅子が欲しくて下ろしたのなら意味もあるけれど、何の利点もないのに、引きずり下ろすはずがない。辞めなくてはならなかったのには、それなりの理由があると思うんだけれど…そのやり取りを聞いていたPTA役員が…『今まで、いろいろな役員をしてきたが、引継ぎと言うものが大事だと感じる。今回、引き継ぐにあたり、JJさんから整理されたファイルを頂いた。熱い気持ちがなければ、こんな事はできない。そんな姿を理解して欲しい…』会場からは、拍手が沸いた。この拍手に、本当に救われた気がするんだ。こんな感じで終わったPTA。でも、まだ、引継ぎをしなくちゃいけないこともあって…今も、議事録を作成中後援会には残るので、これからも学校に通わないといけない。力が貸せる部分は、まだ協力しないとね。△△さんから、涙声の電話が掛かってきた。今年は、会長の右手になって、力を発揮しなくてはならない。新会長から『あぁ言う発言が出てくるには、副会長側に問題がある。』的な発言をされたらしい。確かに、100%自分たちが間違っていないなんて言わない。でもね、自分の直ぐ隣にいる人に、理解してもらえていなかったのが悔しい。この気持ちは、私たち二人とも同じ。私たちも、外部に状況を話していたわけではないし…内部にいなかった者にはわからないだろう。でもさ、これからペアを組んでいく人に、厳しい言葉を浴びせられれば辛い。内部に漏らせない話だから、私のところに電話をしてきたんだ。聞いてあげることしかできないけれど、それが救いになってくれればいいんだけれど…最後の最後に、虚しさが残ちゃった。それでも、PTA組織は必要だと思っているんだ。