けるっちイズム

旦那は猫が好き。たぶん、すごく好きなはず。

でも、猫が旦那を好きかというと・・・いささか疑問を抱く。

なぜそう思うかというと、旦那に対する猫の態度が微妙だからだ。

旦那の実家の猫だいちゃんは、旦那が得意先から引き取ってきた猫だが、

旦那よりも、私になついている。

まるで「煮干のくれる人にだけ、愛想しておくか」と言わんばかり。

旦那の実家の猫いっちゃんは、旦那から煮干をもらうのを楽しみにしていた猫だが、

結婚して実家を離れたとたん、あっさりと、歯をむき

シャーと威嚇している。

まるで、「あんた、誰？？」と言わんばかり。

我が家の飼い猫ゆうさんは、人一倍（猫一倍？）人懐こい猫だが、

旦那の足元にスリスリ（体をこすり付ける動作）した後、

必ず触れた部分を激しく舐めている。

なでられた時も、なでられた箇所を激しく舐めている。

まるで、「スリスリしてみたけど、なんかちょっとね～」と言わんばかり。

我が家の飼い猫カルビッチは、旦那が名付け親なのだが、

旦那の足元にスリスリする前に、必ずニオイを嗅ぐ。

脱ぎ散らかした服や靴下も、同様にニオイを嗅ぎ体をこすり付ける。

まるで「ちょっと、これは俺の体臭でファブリーズするよ」と言わんばかり。

旦那は、愛情の表現が人よりも謙虚なので、

猫好きにもかかわらず、猫なで声で猫に取り入ることもないけれども、

猫がにゃーと鳴けば、やれカリカリだ、やれ水だと家族一世話を焼いている。

そこのところを、お猫様に一つ酌んでいただくことにしよう。

そして、私が猫と彼の微妙な関係に心を痛めて（？）いることを、

猫好きの旦那には秘密にしておくことにしよう。

でも、いつもブログを見に来てくれている人には報告しておくことにしよう。

私の考えすぎということも考えられなくはないけれど、

彼にだけ猫がこういった行動を取ることを不思議に思っています。