カテゴリ:星
ブログ友達のルド・ニャゴラスさんが今日の記事でおっしゃってたんだけど
゛住んでる所は星が少ないので星が多い所に行くとよく知ってる星座でも探しあぐねてしまう゛って、それ、めちゃ分かるんだよね。 ほんとに光る砂をガバーっとぶっちゃけたみたいな星空に、星座もくそもあったもんじゃないって思うもんね(^_-)-☆ 『百武彗星』を見に行ったときの星空がそんなだった。 1996年3月に『百武彗星』という九州の百武さんが発見した彗星がやってきたのを覚えてる人は居るかなぁ? 僕は『百武彗星』を見に信州の八ヶ岳に行ったんだよね。 なんせ1泊だけだったから絶対にその晩に『百武彗星』を見なければならないわけで、 その晩の『百武彗星』の位置と尻尾の方向を星座図の上で何度も何度も確認した。 『百武彗星』はその夜「りゅう座」に在って尻尾を北斗七星のほうに、推定で5度ほど伸ばしてるってのが専門家の予想だったんだよね。 大阪の空だったら、夜空に絵を描けるペンがあったら、その夜の『百武彗星』を完璧に書き込めるぐらいに頭に入れて八ヶ岳に出掛けた。 その時の様子は前に記事に書いたので暇な人は見てやって→ここ。 でね、実際の『百武彗星』がどこに居たかと言うとね、空一面にちりばめられた光る砂をバックに『百武彗星』の白い尻尾が空を横切ってたんだ! つまり星座もくそもなかったんだよね! ってゆうか星座なんか一つも分からなかった。 あとになって、”そうだ!『百武彗星』の尻尾は北斗七星のほうに伸ばしてたはずだったなぁ…”って思って写真を見たら、 『百武彗星』の尻尾は、なんと北斗七星の柄杓の一番先の星と二番目の星の間を貫いて、はるか反対の方にまで伸びてたんだ! 尻尾の長さは5度ぐらいという予想だったのに実際には60度近くも伸びてたんだ! 上の写真の『百武彗星』と北斗七星の柄杓の先から3つ目までの星を入れてトリミングしたのが↓の写真。 写真の右に縦に並んでるのが北斗七星なんだけど、一つ目の星と二つ目の星の間の『百武彗星』が貫いてる部分にも星がぐちゃぐちゃ在るもんね! 余談なんだけど、このね、北斗七星の3つの星の真ん中の星の名前はミザールというんだけど、この星にはアルコルという星が寄り添って互いに連星になってるんだ。 この部分をトリミングした写真がこれ↓ ねっ、ミザールの左下に別の星が分離してるのがみえるでしょ。これがアルコルなんだ。 昔アラビアでは、この星を兵士の視力検査に使ったそうなんだ。 残念ながら目の悪い僕には見ることが出来ないんだけど、視力に自信のある方なら見えると思うよ(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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