テーマ:本のある暮らし(3285)
カテゴリ:星
『さて、「白鳥」ということばから、あなたはいったい、何を連想するだろうか?』
↑これね、今読み終わった本の解説のなかにあった一文なんだ。 その本は内田康夫さんの浅見光彦シリーズ『白鳥殺人事件』って本なんだけど、なんかゴロの悪い変なタイトルだなぁ、なんて思ってたんだよね。 だって「白鳥」なんて鳥の白鳥しか思い浮かばないもんな。 こんなん「カラス殺人事件」とか「白熊殺人事件」みたいなもんでしょ。 「白鳥の湖」とか「白鳥湖」とか「白鳥温泉」とかだったらわかるけどこんな一般名詞が題だなんて、なんか逆に目だって買っちゃったんだよね(^^) 読み始めてみるとすぐに殺人事件が起きて『白鳥の』というダイイングメッセージが出てきて”「白鳥」とは何ぞや?”ってことで物語が進んでいく。 でね冒頭に書いた 『さて、「白鳥」ということばから、あなたはいったい、何を連想するだろうか?』 なんだけど、残念ながら僕には読んでるときにはなぁ~んにんも思いつかなかったんだよな(>_<) ところが「白鳥」を「しろとり」とも読むなんてことが書いてあったりした瞬間に ”わー!岐阜県は奥美濃に「しろとり」ってあるじゃん!”て、言われて初めて気が付くんだよ(>_<) 駄目だね僕は…。 頭がかちんこちんで、せっかくまいてくれてる伏線に全く気が付かないで読んでるもんな…(^_^;) 今年行った岐阜県のダイナランドスキー場は白鳥(しろとり)町の北に隣接してる高鷲町にあるんだよね。 白鳥町にある「ウイングヒルズ白鳥リゾート」とか白鳥町の山奥の石徹白(いとしろ)にある「イトシロシャーロットタウン」にもスノーボードに行ったことあるのにな。 「ウイングヒルズ白鳥リゾート」はゴンドラ沿いにずーっとでっかい壁が続いててピョンピョン跳ねながら滑り降りて行くのが楽しくて好きなスキー場なんだよね(^^♪ だのにね、浅見光彦が白鳥に行き、石徹白までにも行ったりして”「白鳥(しろとり)」だっ!”ってやっと気が付くんだ。 だけどね、光彦は1月末にノーマルタイヤのソアラで石徹白まで行ったんだけど、それは在り得ないって思ったよ。 確かに道路上は除雪してあるけど、あの石徹白に向かうめちゃ雪深い細い山道をチェーンも持たずにノーマルタイヤで行くなんて危ないよ。 光彦ってもしかしたらモンテカルロラリーに出れるほど寒冷地ドライブに強いのかも知れないななんて思ったよ(^。^) でね、ちょっと話は変わるんだけど昨夜星を見に大阪では一番星が見えると言われてる千早赤阪村の方に行ってみたんだ。 おととい、さそり座とアンタレスのことを書いたらブロ友のルド・ニャゴラスさんが”さそり座が綺麗に見えてる”なんておっしゃるもんだから、なんか”さそり座見てぇー!”なんて思ってしまって、うちからは月と木星と夏の大三角ぐらいしか見えないけど行ってみたんだ。 ところがね、行って見たけど、うす雲がはってて星は少ないし明るい月のあたりは雲が光って「さそり座」なんか全然見えずギリで天頂あたりの「白鳥座」が見える程度なんだよ(>_<) で、まあ、せっかく来たんだから「白鳥座」の写真を撮って帰ってきたんだよな。 なんせ、ギリで見えてたぐらいだからくちばしの星アルビレオもうっすらとようやく見える程度だったからさっぱり分からないと思うので線を引いたので分かってやってちょうだい(^_^;)
これから満月に向かって星はますます見にくくなるから、下弦の頃に、また「さそり座」や「白鳥座」を見に山に登ろうを思う。 で、さっき読んだ本のあとがきの 『さて、「白鳥」ということばから、あなたはいったい、何を連想するだろうか?』なんだ。 ”あっ!「白鳥」といえば星座の「白鳥座」もあるじゃん!”って思ったんだよね。 人間、歳をとると知ってることをリンクする力がどんどん落ちるんだろうなって情けなくなったよ。 だって、まだこの「白鳥殺人事件」を読んでる途中に「白鳥座」を見たりしてるのに、同じ「白鳥」だって気が付かなかったんだもんな。 実際、僕が「白鳥」から思いついたのは、鳥の「白鳥」とチャイコフスキーの「白鳥の湖」だけだったんだ(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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