カテゴリ:バラエティ
昨日の深夜『人志松本ゆるせない話 世直し企画』ってのを8チャンネル(フジテレビ系列)でやってた。
きっとキー局のフジテレビでは以前から放送されてたのだと思うけど関西テレビではやってなかったんじゃないかと思うんだけど、とにかく昨夜初めて見た。 千原ジュニアさんやオセロ松嶋さんなんかが「ゆるせない話」を発表するだけの番組なんだけどめちゃ面白かった。 だけどね、サバンナ八木さんが提起した話を、松本さんを始めみんなが馬鹿にしたのは腑に落ちなかったんだ。 確かに八木さんは話が下手で、「八木の話はボケにもなってない」って、一つのテンドン風の笑いに持っていこうという松本さんの狙いは分かるんだけど、僕には八木さんの話がとてもよく分かったし、その例え話も感動物だったのに、みんなでケチョンケチョンに言うんだもんな(>_<) 八木さんのした「ゆるせない話」は 『歴史の教育』という、とても真面目な話だったんだ。 彼の話はね、歴史教育を昔から始められても、あまりにも現在とかけ離れててイメージ出来ないってことだったんだ。 いきなり1700年も前の卑弥呼の話なんかから始められても現在との関係性がまったくないから訳が分からないというのはもっともな話だと思ったよ。 でね、八木さんの例え話なんだけど、 図書館への行き方が分からなくて、道を尋ねた時に、今いるところから道を説明し始めるのではなくて、図書館から始めて今いる場所に向かって道の説明をやり出されたら訳が分からないってものだったんだ。 これは、とても分かりやすい例え話でもっともな話だと思った。 でね、僕、歴史ってものを勉強することの意味って、今僕らがよりどころとしてる日本を知るためじゃないかと思うんよ。 それを、どこか地球の裏側の事であったとしても別に違和感もない邪馬台国の話なんかから始められて、何年もかけて現在を目指し、結果として近代、現代を教える時間が無くなってしまって、卒業前にざっとした駆け足みたいな授業になって、結局、現代日本と日本の歴史が乖離してしまって、そのあいだに関係性を見出せないような事になっちゃってると思う。 で、ほとんどの日本人の知識として「本能寺の変」がどうして起ったのかは知ってても、僕らの現在にめちゃくちゃ関係のある「日中戦争」や「太平洋戦争」という、あのとんでもない悲劇が何故起ってしまったのかは”なんだかよく分からない”なんて事になってしまってるんだ。 僕は八木さんの話はとても深い意味を持ってたと思うし、ぜひとも文部科学省へ届いてもらいたい話だと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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