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『真夏のオリオン』って題にしたかったんだけど、それじゃぁ映画ファンの方に叱られそうなので遠慮したんだ。
←クリックで拡大 この写真は18日午前3時頃のオリオン座の写真なんだ。 『真夏のオリオン』という映画の話を聞いたときに、その意味が ”真夏にオリオン座が見えるのは吉兆だって船乗りの間で言われてる”ってな事だったのが、ずっと心に引っかかってたんよね。 ”それ、どこの船乗りだよ”って思ったよ。 だって、8月のこの時期でも山の中でも午前3時には完全に姿を現すオリオン座なんだから海の上だったら、水平線上に出たところで見えるわけだし、いくらでも見えるじゃん! たとえば、彗星とか流れ星のような突発性の天文現象に対して吉兆とか凶兆とかをうんぬんするのなら分かるけどオリオン座なんか、真夏でも毎日夜明け前には見えるわけで、そんなのを見たことが吉兆だなんて意味が分からなかったんよ。 『真夏のオリオン』という映画を見た人たちの感想はとっても良い映画みたいなのに、題名が意味不明ってのはとても残念だと思うな。 さっき、ネット上で『真夏のオリオン』の意味について、公式サイトや「ヤフー知恵袋」やいろんなところで見てきたんだけど、やっぱ意味の分からない人が多いみたいだったよ。 「オリオンよ、愛する人を導け 帰り道を見失わないように」という願いを込めて贈った手紙(楽譜)のタイトルでもある。 って事で、『真夏のオリオン』はとても感動的なフレーズらしいんだけどね。 でも、これ、そうなると、ますます意味が分からないんよ。 だって映画の舞台は沖縄南東海域の潜水艦なんだよ。 オリオン座が見えるのは東から南東方向だから、オリオン座に導かれたりしたら、どんどん日本から離れて行ってしまうもんな。 恋人の手紙の言葉とか楽譜とか感動的なシチュエーションは分かるんだけど、言葉の響きだけで使われた題名のような気がする…。 「冬の星座の代名詞であるオリオン座が、この季節に海上から見えるのは夜明けのほんのわずかな時間だけ。真夏に輝けば、それはこの上ない吉兆だと、船乗りの間では語り継がれている。」 って、そんなのホント?? 僕は嘘だと思えるんだけど、映画の脚本としてのそういう創作って、なんかルール違反のような気がするし、やっぱそういう言い伝えもあるのかも知れないな…。 コンデジで撮った写真は星の数が少ないからオリオン座だと分かりやすいと思うので、そちらも載せとくね。
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