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カテゴリ:オークション
処分しちゃいたいポスターを1円オークションにかけてやろうと物色してたんよね。
有名でない映画のポスターとか、汚れやいたみがあるような難のあるポスターはバンバン1円で処分してやろうと思ってんだ。 そんな中、『母』という一見して何とも暗~いソビエト映画のポスターが出て来たんだ。 ↓これ。 ←クリックで拡大 こんなん怖いし、インテリアにもなれへん思うし1円でも誰も買ってくれへんやろうなぁって思って横にはねてたんよ。 ポスターには”1926年製作”って書いてあるけど、とてもそんなに古い物には見えないしね。 でも、今日、一応念のためと思って昨日見つけたスクリーンの検索本の事を思い出して引いてみたんだ。 そしたらスクリーン1970年12月号に、この『母』は紹介されてた。 ちょっと、その驚くべき『母』の紹介解説文を転載するね↓ エイゼンシュテインの「戦艦ポチョムキン」と並んで、往年ソビエト映画の名声を世界的にならしめ、今日も映画史上のベストのひとつに数えられている不滅の名作。 戦前の日本では、その革命的内容のため輸入禁止され、今回音楽(チーホン・フレンニコフ)を入れた新版完成を機に44年ぶりに初公開されるという”まぼろしの名画”である。 ってぇことは、このポスターはまぼろしの世界的名画の日本初公開時の初版ポスターである可能性が出てきたわけだ! ひゃー!って思ったよ!(@_@) で、こうなったら、なんとかネットで、このポスターを探そうとやっきになって探しまくったんだ。 でね、とうとう見つけたのが「懐かしの映画ポスター展」というのが去年の暮に札幌で開かれたらしいんだけど、それを見に行かれた人が展示されてたポスターの写真を撮ってはったんよ。 そこに、まさしくこの『母』のポスターと同じものがあったんだ! その人のブログのページ→http://blog.livedoor.jp/vivajiji/archives/51233200.html なんとまぁ、この展覧会に展示されてるポスターたちは、どれもこれも超貴重品だって事は、僕でもすぐに分かったよ。 なのに!なのにね!この『母』のポスターは、そんなお歴々のポスターよりもランクが高いみたいで、会場に入って一番目につくところに展示してあったって書いてられるんよぉ~!! この、暗ぁいし、1円でも売れないと思ったポスターは、もしかしたら僕の持ってるポスターの中でも一番値打ち物なのかも知れない。 だってさぁ、この展覧会に展示されてるポスター、しわだらけなんだよ! 僕のなんか、しわひとつないピッカピカなんだもん! っちゅうわけで、このポスターは1円ポスターを飛び越して2階級特進して5万円ポスターとして博物館行きが決定したわけでした!(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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