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狼犬・はやて、かっこ可愛かったなぁ!
乃南アサさんの『凍える牙』は四、五年前に読んだ本で、狼犬がいわば主人公だという不思議な味わい深い本だったので覚えてたんだ。 で、今日ドラマでやるってので、狼犬・はやてがどんな劇を見せてくれるのか、気になって観た。 この世にこんなにかっこいい生き物がいるのかよ!って思えるほどかっこよかったな。 これをビジュアルで見せてくれるんだから、これはもう本では味わえないもんなぁ! でも犬に演出をつける事ができるなんて、ほんとに賢い犬なんだろうな。 最後に崖の上に追い詰められて、崖の下にいるジェラルミンの盾を持った機動隊員やライフルを構えたスナイパーたちを、崖の上から背筋を伸ばして睥睨してるはやての姿のかっこ良い事ったらなかったな! 「風に立つライオン」を思い出した。 そのあと、はやては崖の上からダイブしてスナイパーたちの一斉射撃をあびちゃうんだけど、あの瞬間は背中に冷や水をかけられたようになって、全身鳥肌たってしまったよ。 でも、それ、麻酔弾で、はやては死んでなかったのに、そのあとはやてはご飯を口にせず自殺しちゃうんだ(-_-;) 本で読んで全部知ってるはずなのに、最後の5分間ほどは気持ちがあっちへ行ったりこっちへ来たりで疲れちまったよ(^_^;) 本だったら、そのあたりをじっくり味わいながら物語の終焉を向える事が出来たんだけど、ドラマのスピード感ってのは、こっちの気持におかまいなしにずんずん行っちゃうんよね(^_^;) よくさぁ、最後が妙に間延びして、もっとピシっと終われないのか!ってドラマがあるじゃん! この『凍える牙』こそ、最後をもうちょっと噛みしめれるような終わり方をしてほしかったなって思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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