テーマ:神社(398)
カテゴリ:神社
大鳥大社にお参りした。
今日は節分で、豆まきをしたり善哉がふるまわれたりしたらしいんだけど、僕は昨日お参りした。 なんかねぇ、神社の静謐な空間ってのが好きで、いっぱい人がいてるお祭りの神社って、あんまり好きくないしね。 だけど、「祭り」といのは「神を待つ」という事から来てるらしいんよ。 神社のある場所って、元来、神を待つ場所であって原初の神社には結界があるだけで建物もなかったんだってさ。 そんなだから、神楽とか巫女舞とかってにぎやかなものも神社にはかかせないものなんだろな。 だけど、僕はシーンっとした神社が好きなんだからしかたがない(^^ゞ でね、どうして大鳥大社にお参りしたかというとね、最近「大鳥」の意味を知ってびっくりしてね、一度お参りしたかったんだ。 倭建命(やまとたけるのみこと)が亡くなったあと、その魂が白鳥になって飛んでゆき、その最後にたどりついた場所が大鳥大社なんだって! だから大鳥大社の大鳥とは倭建命の魂が姿を変えた白鳥の事だったんだ! 地名としては鳳(おおとり)と書いてJR阪和線の快速の停まる鳳駅が最寄り駅なんだけど、鳳の事を倭建命の白鳥の事だなんて、ほんと知らなんだよ。 倭建命の魂が白鳥になって奈良と大阪の羽曳野に来たってのは知ってたけど、その最後の場所が僕の住んでる和泉の国だとは知らなんだ! どうして知らなかったのか不思議だけど知らなかったんだ! しかも、この大鳥大社は和泉の国に一宮なのにお参りをしたことがなかったんだよな。 ウィキペディアで倭建命を引いたら、いきなり大鳥大社にある倭建命の銅像の写真が出たきたので、 わっ!ほんとやっ! って、納得した。 これ↓(クリックで拡大) それとね、僕の持ってる神社の古建築について書いてある本にも大鳥大社の事には全く触れてなかったんだけど、大鳥大社の建築様式は出雲大社の大社造に次ぐ古い建築様式で住吉造よりも古いんだって! こんな風に書いてあった↓(クリックで拡大) で、その大鳥大社の本殿は、そりゃぁもう立派なものだったよ! これ↓(クリックで拡大) 丸い堅魚木(かつおぎ)が5本、屋根に乗ってる。 出雲大社は丸い堅魚木が3本 住吉大社は四角い堅魚木が5本 だから、 大鳥大社の丸い堅魚木が5本ってのは、なるほど、出雲造から住吉造へ発展する中間のものだって思えるよね(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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