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二十六夜待ち(にじゅうろくやまち)ったら言葉を始めて聞いた。
僕ねぇ、ずっと前から気になってた「月」の呼び方があるんだ。 細い月といえば、普通、月齢が若いときの月で、夕方に西の空に見える「三日月」でしょ。 実際の月齢は「2」であったり「4」であったりしても、まぁその辺の細い月のことを「三日月」と言っても差し障りないじゃない。 だけどね、月齢が年老いて、もうすぐ新月って月も細くなるでしょ。 日の出よりもちょっと先に東の空から登って来るという、とても見にくい時間帯に登場する月だから、あんまり見る機会はないんだけどね。 だけど夜明け前なんかに、ときたま見かけたりすると、あれは「三日月」と言っても良いんだろうか? って疑問に思ってしまうんだな。 本物の三日月の反対側が見えてるわけだけど、形はおんなじやもんなぁ…。 だけど三日月とは新月から三日ほどたってる月の事だから、意味的には、やっぱ三日月と呼ぶには抵抗があるんよね。 で、昨日の月齢が26.6だったので 「月齢 二十六」ってワードでググってみたら、しょっぱなに出て来たのがこれ↓ 月のウサギ/二十六夜待【月齢(げつれい)】 【月見・月待ち・月祭り】 【月のウサギ】 【二十六夜待】 ... ニュースなどで月齢を言う場合は正午の月齢が多いようですが、天体観測暦などでは21homepage3.nifty.com/chokainomori-ao/rokuya.htm - キャッシュ - 類似ページ なんとまぁ、『二十六夜待ち(にじゅうろくやまち)』と言って、「中秋の名月」「後の月」と並んで3大月見なんだって。 で「二十六夜待」は中秋の名月の直前の月齢26の時だってんだから、まさしく昨日は今年の「二十六夜待」だったわけだ。 昨日が26.6だったから、四捨五入すると、正確には一昨日だったみたいだけどね。 昔は飲めや歌えやの盛大な月見だったんだってさ! 「中秋の名月」や「後の月」が静かな月見なのに対して「二十六夜待」ってのは、にぎやかな月見祭りだったってのがめっちゃ以外だよ。 だってさぁ、月の形ごとの月の出てる時間帯の事なんか普通の人は気にもしてないと思うけど、この二十六夜待みたく、下弦の月から新月まであいだの時期の月なんかが出てる時間ってのは、たいがいみんな寝てる時間やのに、そんな時間に一年で一番賑やかな月見まつりをやってたなんてけったいな話やって思ったよ! 朝の4時や5時に、お酒を飲んで大騒ぎをするってオモロイよなぁ(^。^) で、僕が新月前の細い月を見る時って、いつも地球照が濃いく出てるんよね。 だから、せっかくの年に一度の「二十六夜待」だし、デジタル一眼がある事だし、「二十六夜待」の地球照をちょっと写してやろうと出かけてみた。 だけどね、まだデジタル一眼に慣れてない上に、自分がどんな写真を撮りたいのかが分かってないので、何が良いやら分からなくなって170枚も撮ってしまった(^^ゞ でも170枚も撮っても、やっぱどれが良いのかよく分からない。 最初に雲だらけの東の空に現れた「二十六夜待」午前3時15分↓ やっと雲から出てきたところ。3時37分↓ 絞り:f/11 露出:1秒 やっと、月撮りに少し慣れてきた。4時0分↓ 絞り:f/5.6 露出:3秒 ISO速度:ISO-800 4時7分 絞り:f/5.6 露出:1.3秒 ISO速度:ISO-1600 4時8分↓ 絞り:f/5.6 露出:1.6秒 ISO速度:ISO-1600 最初はISO値を低くして露出時間を長めに取ったほうがキメの細かい写真になると思ったんだけど、300mmだと月もスゴイ速さで動くわけで、固定撮影じゃぁ、やっぱ露出時間は、せいぜい1~2秒ぐらいまでにしたほうが綺麗だって事に拡大したら気が付いたんよね。 やっぱ、あれだね、初めてのデジタル一眼なのに取扱説明書だけで写真を撮ろうってのが間違いだね(^_^;) デジタル一眼での天体撮影入門みたいな文章を読まなきゃね! なんせ、星には被写界深度もフラッシュ撮影も関係ないし、適当に写したらなんとかなると思ったけど、ちったぁ勉強しやなあかんな(^。^) それとね、なんと冬の星座の代表格みたいなオリオン座が、もう随分高い所に出てたから写してみた。 絞り:f/1.8 露出:5.1秒 焦点距離:28mm やっぱオリオン座は空の中で一番かっこ良いって思うよ♪ 今、山の端から出たところで、山のへこんだ所で一つ光ってる星は全天で一番明るい星、おお犬座のシリウスだよ(^^♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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