テーマ:猫ちゃんの「にくきう」(544)
カテゴリ:猫
くまは生まれてから6年間自由にさせてたから家に閉じ込めるのは可哀そうなんだけど、この夏我が家に初めてにして珍奇な事件が起きてしまって、仕方なくくまの出入り口を封鎖した。
くまの出入り口は、本来なら外から内への一方通行の構造をしてるから入口専用だったんだ。 つまり、庭で遊んでる猫たちが家に入る事が出来るけど、自分では外出はできない。 しやけど、くまは、本来なら通れないはずのところを体や爪の角度を工夫して外に出てしまうんだ。 だから、僕は扉をアルミ板にするとか、扉と通路の隙間をなくすとか色んな工夫を重ねたんだけど、くまはその都度僕の工夫を突破してしまい外に出てしまう。 結局根気負けで、くまは自由外出猫で今までやってきた。 だけど、この夏のある晩、野良猫さんがくまを追いかけて家の中に飛びこんで来るとゆう、とんでもない事件が起こったんだ(>_<) 野良さんにしたら、暗い屋外から猫の出入り口を通って家に飛びこんだ訳だから、いきなり明るくなった上に、目の前に僕という人間が居て目が合ったものだから、びっくりしてしまって逃げようとして、入って来た出入り口に頭を突っ込んだんだけど、猫の出入り口はくま以外は出れないわけで、野良さんパニックになってしまって、家の中を走り回って、くまやたまも走り回って、もう大変やった。 台所からは鍋がひっくり返るような凄まじい音がしてくるし…(>_<) そーっと様子を見に行ったら「ふーっ!」って怒るし…(^_^;) 普段、外で野良に合ったときは、たっぷり時間をかけて話しかけるんだけど、興奮状態の野良さんに、いくら話しかけても、野良さんは聞く耳をもたへんもんなぁ…(^_^;) 外に出ることのできる扉をむやみに開けたら、くまたまも家を出てしまうから開けられないし…。 でぇ、すったもんだして、野良さんを2階の僕の部屋に、くまたまを1階に分離して2階と1階の扉を閉じた後、2階の3方向の窓を全開にした。 2階の明かりも消して真っ暗にしてるので、野良さんもそのうち窓から出て行ってくれるやろうと思った。 何時間かした夜中過ぎに2階の様子を見に行ったら、テレビラック(パラボラアンテナの乗ってる台)の裏にうずくまって、あいかわらず「ふぅっ!」って唸って来る。 しゃぁないから、その晩は、2階の窓を全開にしたまま寝た(^_^;) 朝になって2階に行ってみたら、野良さんは居なくなってた。 でね、その日の夜になって気がついたんだけど、くまが右脚を床につけるのを痛そうにして、普通に歩けないんだ。 昨夜の野良にやられたんだ!って、その時になって初めて気がついた。 腕をチェックしたらが少し腫れてるみたいだけど骨に異常はなさそうやし、握っても痛がらないし外傷は見当たらない。 だけど少し熱を帯びてるようやし心配やから医者に連れてったら、炎症を起してるって事で炎症を止める薬と抗生剤を注射してくれて抗生剤の飲み薬を2週間分くれた。 そしたら、注射が効いたようで、くまはすぐに普通に歩けるようになったんだけど、最初は見えなかったけど傷口があったみたいで膿が二・三日出たけど、一週間ほどで完全に治って産毛も生えて来た。 めっちゃ回復早い! 元気な証拠やね♪ しやけど、これに懲りて、出入り口は封鎖する事にした。 くまは、とにかく頭が良いし慎重な猫やし、人間や自動車や自転車は異常に警戒するから心配ないんだけど猫の世界での猫同士のトラブルの事はよう分からんもんなぁ。 獣医さんが言うには、長生きさせようと思ったら、家を出さないほうが絶対に良い、って言わはるし、良い機会だと思ったし…。 今回、くまの怪我をした頃の写真をチェックしてたら、気になる写真を発見した。 これ↓ この写真を見つけたときは、バチが当たったんかと思ったけど、じゃぁなくて、きっと、くまを守ってくれたんやと思うねん(^。^) 軽い怪我で済んだし、くまを外出禁止猫にするきっかけになったわけやし、御利益、御利益(^_-)-☆ 家に閉じ込めたらストレスが溜まって良くない事もあるんやないかと心配やってんけど、くまは、たまよりも一人遊びが上手でね、楽しくやってるみたいやわ(^^♪ 座布団にケンカを売ったり!♪ リュックを相手に猫キックの練習をしたり!♪ 本のポストイットを咬み千切ったり!♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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