テーマ:神社(397)
カテゴリ:神社
”向こうの方に見える、あの山は何やろ?”
何年も前から、ちょくちょく思うててんね。 スーパーの屋上駐車場から見えたり、車に乗ってて、たまに空が広いときとか ”ありゃ?あんな所にピョコンとある山、何やろう?” って。 でね、その山を目指して歩いてみてん。 写真に撮ろうと思うてんけど、なんせ遠い山で広角レンズでは、小さくて写らんし、良い写真を撮れるチャンスを狙いながら歩いてたら、結局撮れなかった。 ほら、山って遠いからこんもりと山に見えるけど山に入って行くと、山の形が分からなくなるねんね。 しやけど、歩けども歩けども、山は近付かなくて、近づいたと思えて来たら山が見なくなって、山って写真に撮り難いもんやと気がついたよ(^_^;) で、山の頂上に登ってみたら、そこはミカン畑やった♪ 別に柵もなくてね、気がついたらミカン畑の中に入ってもうててん(^_^;) 景色も少しも良くないし早々に引き揚げた。 よく考えたら、下から見て木が生い茂ってる山だったら、山に登っても木ばっかりで景色は見えないのは当然だとも思った。 だいぶと降りたところで何とか撮った遠景写真↓ だけど遠くから見えた山だから、山からも遠くまで見えるポイントがあるかもしれないと思って山をぐるっと回ってみた。 で、うろうろしてたら、なんか神社の匂いがしてきてんね。 神社好きやから、神社に近寄ったら、僕、けっこう匂いがするねんね(^^ゞ そしたら、どうも裏手の山から神社の境内に入ってしまったみたいで、いきなり御本殿があった。 カッコ良い! 千木が垂直に切れてるから男の神様が御祭神やね。 鰹木も見えてる。 でね、神社やったら表からちゃんとお参りしようと、表にまわってみた。 げっ! ”式内穂椋神社”やてぇ! ここ式内神社やん! なんか、嬉しかったぁ♪ どこからも見える遠くの山に、ただ登ってみようと思いやって来たら、そこに式内神社があったなんて、嬉しいやん(^^♪ 式内神社ってのはね、10世紀に編纂された「延喜式」という日本の事をまとめた公式文書に書いてある神社の事なんよね。 つまり千年以上前から、ここにあった神社だって事やねん。 千年前のここは、うしろに鬱蒼とした森を抱えた、山の上の神社やったんやろうなぁ、なんて思った。 境内の木の間から遠景が見えてた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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