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夏冬合わせて何十回オリンピックを見たか分からへんけど、今まで見たどの聖火台よりもロンドンオリンピックの聖火台に感動した!
多分ね、このロンドンオリンピックの考え方が素敵やから、こんな聖火台と聖火台への点火方法になったんやと思う。 分かりやすかったしキレイやった!(^_-)-☆ ほら、聖火台への点火がどんなんか?ってのがいつも話題になって奇妙奇天烈な方法とか、失敗したらどうすんねん!みたいなアクロバティック方法とかで度肝を抜くってのがこの数十年のオリンピックの当たり前やったやんか! ところが、今朝のロンドンオリンピックの聖火点火は、そんな奇天烈な見世物風ではなく、見た目も精神も美しい素晴らしい代物やった! 僕は外国、とりわけ欧米文化に馴染まない人間やねんけど、イギリス人の精神はもしかしたら、あながち捨てたもんやないかも知れへんって思ったよ(^。^) 選手入場の時、今までの通常のパターンやったら、国名(地域名)を書いたプラカードを持った人が先導してたでしょ。 高校野球の甲子園の開会式みたいに。 ところがさぁ、ロンドンオリンピックの開会式はケッタイやったでしょ。 左前の女の子が、大きな針金細工みたいなのを両手と肩で支えてて、何かと思ったら、針金細工で国名(地域名)を表してた。 で、右前に居てる女の子は、両手で大きな茶色い壺みたいなのを抱えてるし、なんのこっちゃって感じやんか。 その茶色い壺にみたいなのは「銅の花びら」だと実況アナウンサーが説明したけど、そんな「銅の花びら」なんて聞いたこともない言葉を普通に言わんといてんかって思ったよ! で、その「銅の花びら」には、国名(地域名)が刻んであるんだって、また普通に説明してるしっ!(^_^;) ”ふぅ~ん…そうなの…” なんて思ったけど、まぁ、あんまり深くは考えへんかったよね、みんな…。 しやけどさぁ、その「銅の花びら」が聖火台になるやなんて思いもよらへんかったもんな。 つまりさぁ、204の国と地域の数だけ「銅の花びら」があって、その一つ一つに火が灯され、その総体が聖火台になるって、それって204の国と地域が公平に聖火の204分の一づつを燃やしてるってことやんか。 なんかさぁ、そんなん考えてたら、 「ロンドン、やりよるなぁ!」 って感心したし、感動してもたわ! 最近のオリンピックの派手な点火と違って、点火そのものはこんなに地味やったし↓ しやけど、その火が灯った204個の「銅の花びら」が上空に持ち上がり出したときは、ほんまキレイで息を飲んだ。 聖火台の真ん中の真下からの映像かて、こんなん普通の聖火台やったら考えられへんもんな↓ 聖火台の完成形がこれ↓ って、エラそうにこんなん書いてるけど、みんな見て、みんなおんなじように思うたわな(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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