テーマ:本を出版するぞ!(161)
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(その二・最初のファンは、たま)は、ここをクリック (その三・書いた理由)は、ここをクリック (その四・書いたら本にしたいじゃない!)は、ここをクリック (その五・表紙デザイン、目次等ががいよいよ佳境!) 多分ねぇ、小説は馬鹿にでも書けるけど編集者は馬鹿には絶対にでけへん仕事やと思う。 ダメダメな駄文でも、優秀な編集が入れば、分かりやすく気持ちの入った文章になるもん。って、僕の経験を言ってるだけやねんけどね(^^ゞ 違和感がある表現があって、なんとかしようとこねくり回したけど、どうしても違和感を払拭しきれなくて誤魔化した表現になってた部分が何箇所もあってんね。 それを、編集者さんのちょっとした変更で、前後も含めて見事にピシッとはまった文脈に仕上がってしまうんやもん。 でもまぁ、そういった事はプロの編集者ってのは文章の達人なんだろうから、ある程度想像はついたし期待もしてたんやけどね。 ところが、そういう事とは違う「なんじゃ、こりゃ?」という訂正があったんよ。 実名を書くと本の内容に関わるから固有名詞はABで表記して、ちょっと書くね↓ 『Aの西にあるBという街』という文章を書いてたんよね。 すると、この文章に↓のような訂正が入った。 『Aの南西にあるBという街』 つまりBという街はAの「西」ではなくて「南西」にあるんだと編集者さんが指摘してきたんよ。 Aという街は、誰でも知ってる超有名な街なんよね。だから僕は、Aという有名な街名を使ってBという街の場所を説明したわけよ。 Bという街は小さな街で、その街名の日本でのカタカナ表記も確定してないという超マイナーな街なんよ。カタカナ表記が確定してないからグーグルマップでもカタカナ表記が違ってるもん。 で、この訂正が納得いかなくて地図ですぐに確認したんよね。そしたらまぁ、僕がどうして間違ったのか分からないんだけど、BはAの西ではなくて、編集者さんが訂正した通り南西にある街やったんよ。 編集者さんって、こんなところまでチェックするのね! あぁ、びっくりした!(@_@) だって、このBって街は外国の田舎のなんの特徴もない小さな街で、僕は聞いたこともなかったし架空の地名としても全然おかしくないのに、編集者さんはこの地名を調べはったんやから、ある意味アホちゃうかと思う作業やんか! だけどね、この僕の本を担当してくれてはる編集者さんは、編集者の中でもきっと優秀な編集者さんやと思う。 というのが最近読んだ好きな本に、月の見え方について間違った記述があって、がっかりする事があるんよ。 「編集者は何をやってるんよ!どうして、こんな無茶苦茶が活字になって本屋さんに並ぶんよ!」って思った。 編集者がすべて優れてるっちゅうわけでもないんよね。 ダメな編集者もいてるんや。 その本は、僕の大好きな作家さん○本野○○さんの本やねんけどね、この人の違う本の中でも3度も月のあり得ない見え方を書いてはる記述があったんよ。 そんなもんねぇ、ちょっと月の好きな人やったら、絶対にしない間違いばっかりやねん。 ほら、女の子って月の好きな人が多いやんか。 ○本さんは女の子のカリスマやのに、それアカンやろうって思った。 どんな間違いかと言うとね、たとえば 「日付が変わる頃に、半月が空高くに出てる」 みたいな表現があったんよ。 半月が深夜0時に空高くにあるはずがないもん。 月のことを知らないのなら月の描写なんかせんといたらいいのにね。 多分、○本さんは、どんな月でも深夜の0時に正中(南中)すると思ってはるんやろね。だけど編集者が○本さんの、そういうことを理解してない上に、月の出方を検証する作業もしてはれへんねんからアカンわ(>_<) 一応半月の見え方を整理しとくね。 半月には月齢7日ぐらいの「上弦の月」と月齢21日ぐらいの「下弦の月」がある。 「上弦の月」は正午頃に東の地平から登り午後6時に正中(南中)して、深夜0時頃に西の地平に沈む。 よって、深夜0時頃に高い位置にはない。 「下弦の月」は深夜0時頃に東の地平から登り午前6時に正中(南中)して、正午頃に西の地平に沈む。 よって、深夜0時頃に高い位置にはない。 って、きっちり書くと上のようになるけど、そこまできっちり考えなくても、普通に暮らしてたら、夜中の12時に半月が空高く出てることなんかないのんは感覚で分かるでしょう。 ほんと残念だよ(>_<) だって、僕は○本さんが大好きで、短編とエッセイを除くと多分全部読んでると思うもん。 なんせ乙女のカリスマやから女の子向けのエッセイはさすがに読まれへんと思うから読んでないけどね。 好きな作家さんやのに、せっかく本の世界に入り込んでるのに、そんなオカルトみたいな描写があると、本の世界から追い出されてまうわ。 しやけど、○本さんみたいに特殊な表現が頻発する作家さんの編集担当というのも大変やとは思うけどね(^-^; まぁ僕のような普通に馬鹿な人間の文章をチェックするのんなんか、編集者にとっては仕事としては手間がかかっても、突っ込みどころ満載で面白かったんとちゃうやろか(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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