やっぱり本って、店先で目次や書き出しや帯を見て読む本を決める人がほとんどやと思うねんね。
そりゃぁ、話題になった本しか読まない人は別だろうけど、自分が面白いと思える本しか読むのが嫌だ!みたいな感じの人は自分の目で物色して読む本を決めるわけでしょ!
そういう人が読む本を決める理由は、表紙のインパクトであったり、帯の言葉だったり、目次や本の書き出しだったりするんわけやんか。
特に、知らない作家の本を買うのんなんか、めっちゃ勇気がいるやん!本を手に取って帯を含めた表裏をしっかり見て、本を開いて目次や書き出しを見て「これ、行けそうや」と思えて初めて読もうと思うわけやんか。
だからね、やっぱりネットではなかなか買ってもらえないみたいや(-_-;)
本屋さんの店先に置いてもらってる本はポツンポツンではあるけど売れてるみたいやけど、やっぱネットはきついみたいやわ(>_<)
ちなみに昨日更新した
『萌空姫様のスノボ道』を売ってる書店では下の四つのお店の在庫がなくなってた。
○朗月堂書店(山梨県甲府市)
○TSUTAYA 稲沢店(愛知県稲沢市)
○大垣書店 イオンモールKYOTO店(京都府京都市)
○蔦屋書店 イオンモール筑紫野(福岡県筑紫野市)
日本中の本屋さんの平台に積んでもらえたら、沢山の人に読んでもらえると思うねんけど、そんなんは夢物語やから言うてもしゃぁないしね(^^ゞ
でね、こんなとこに載せても読む本を探してる人の目に触れることもないとは思うけど『萌空姫様のスノボ道』の帯と目次を、出来る経緯を含めて載せるね♪
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本の帯ってのは基本的に出版社が決めるみたいやね。
僕の場合、表も裏も編集者さんに作ってもらって、まったく意見を出さずに、最初に出してもらった案のままでお願いしたんだ。
↓裏 「早く連れて来てくれたらよかったのに~」
「四年前から誘ってるよ」
萌空の行動はいつも突然だ。
初めてのスノーボードもそうだった。
僕は今、その時の姿を思い出し、
大空に跳び上がる目の前の彼女にエールを贈る。
↓表 彼女は萌え系
スノーボーダー。
わがままで
直情的な女の子。
スノボ好きで
長文メールが好きな
僕は、フリーのライターをしている。
あの日から
何かに導かれる
ように
彼女の人生が
動き始めた。
最初に、この帯を提示されたときには正直陳腐に感じてんわぁ(^^;
しやけどね、じゃぁ、どんなんが良いのか何十時間も考えたけど良いのが思いつかなくてね、そのうちに「この帯良いやん」って思えて来たんよ。
今、出来上がった本を見ると「凄く良い!」って気に入ってるんやけどね(^^ゞ
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目次はね、編集者さんのダメ出しで、ほとんど書き変えたんよ(>_<)
編集者さんに
「他の見出しも全体的に、記録というか説明のようになってしまっていて~」とか
「ノンフィクションであればしっくりきますが、例えば、もう少し主人公の心の変化などを想像させる見出しにできれば楽しそうです」とか言われた。
つまりね、少しも楽しくない目次だ!って言われたんよ(>_<)
まずは最初に、その編集者さんにダメ出された元の目次を載せるね↓
第一章「行板が開いた道」 1
スノボ前日 1
六甲山人工スキー場 4
スノーボードギア 13
びわ湖バレイスキー場 14
八方尾根スキー場 20
ソチオリンピック 31
第二章「萌空が見つけた道」 37
山籠もり 37
ジンダバイン 53
家出 59
ゴールドコースト 64
別荘 76
第三章←ここから先の変更前の原稿は編集者さんの
「本を面白くなくする」というアドバイスがあったので秘密やねん、ごめんね(^_-)-☆
で、これが本になった目次↓
第一章 行板が開いた道………5
スノボ行こうよ♪ 6
六甲山で初スノボ 10
スノボギア調達 28
びわ湖バレイで初めて飛んだ! 29
八方尾根で死ぬかと思った(>_<) 39
ソチオリンピックを観てみたら… 61
第二章 萌空が見つけた道………73
志賀高原に初めての山籠もり 74
初めての外国住みはオーストラリア 105
家出 116
サーフィンのメッカ、ゴールドコーストへ 126
スキー場に別荘ゲット! 148
第三章 平昌(ピョンチャンへの道)………177
プロライダーへ 178
2014年暮れから2018年初頭までの出来事 181
太平洋上 190
韓国・仁川空港 194
平昌・選手村 202
平昌・スノーボード・ハーフパイプ会場 204
用語解説 211
【本文中にある*の付いた言葉については、巻末の用語解説のページをご覧ください。】
編集者さんのダメ出しで上の目次に変わったんだけど、自分で見て「ほんま、この本楽しそう!」って思えたんよね(^^♪
凄く嬉しかった(^_-)-☆
そもそも最初に出版社に持ち込んだ原稿には章立てもなくて、最終形の二章にあたる部分は全文書き直したぐらいで、酷い原稿やったんよね。
だけど、この本になった物は、僕は大好きな本やねん(^_-)-☆
僕が読者ターゲットやねんから当たり前っちゃぁ当たり前やねんけど、出版社の代表者の方と編集担当者さんのおかげで、ほんまに良い本にしていただけたと感謝の念でいっぱいやねん(^_-)-☆
ではあるけど、読んでいただいた人に、どれだけのものが伝わるか心配だった。
・とにかく、ひとりよがりにならないこと!
・誰が読んでも分かりやすくすること!
・無理やりのストーリーにしないこと!
・説明文は、極力なくす!
・沢山の情報の中から自然に出せるものだけ使う!
本にする事を思い立ってからは、上のような事を考えて、削りに削って、こんな214ページなんて短めの長編小説になったんやけど、すぐに読めるから、ええんとちゃうやろか(^^♪
だって、本を送って2~3日して、到着連絡が来たんだと思ったら
「読了した」って言われた人が何人もいたし(^_-)-☆
次の日の仕事が早いのに、読みだしたら止まらなくて夜遅くまでかかって読み上げた、なんて文句を言われた人もいた(^^ゞ
第一章について「BGMみたいに心地いいんだけど…ちょっと弱いかな。」なんてダメ出しをしてくれた人もいたんだけど、まさか、そんなに読みやすい文章になってたやなんて、ダメ出しも嬉しかったりして(^^ゞ
そんなんで、心配は杞憂やったって、今はもう満足してるねん♪
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いよいよ明後日、毎日新聞朝刊の東京版・中部版・北海道版に『萌空姫様のスノボ道』の広告が掲載されるからね!(^_-)-☆
広告が掲載された毎日新聞を送って欲しいことを書いたら、何人かの方から送っていただけることを申し出ていただけた(^^♪
お礼に差し上げるって言ってる『萌空姫様のスノボ道』はまだまだあるので、掲載されたあとでも良いので
「送ってやろう」って方がいらっしゃったら宜しくね(^_-)-☆
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