テーマ:本のある暮らし(3283)
カテゴリ:萌空姫様のスノボ道
何から書いたものやら、どうしよう?
『萌空姫様のスノボ道』を紹介してくれることになってる雑誌「PLASMA」3月号の発売日が2月20日ってことやってんね。 最初に、そのことを『萌空姫様のスノボ道』を出版してる風詠社さんから教えてもらったのは1月やった。 それで「PLASMA」のことを調べたらPL教会に行けば購入できるってことやってん。 で、その時点では1月号しか売ってない時期だったんだけど近くのPL教会に1月号を買いに行った。 どんな雑誌か知りたかったし。 その時に、2月20日発売の3月号は、この教会に2月20日に来れば何冊でも購入出来るかどうかを尋ねたんよ。 姉も欲しいって言ってたし、ほかにも欲しいって言ってくれる人がいればあげたかったから五、六冊は買いたいと思ったからね。 そしたら、その教会では1冊2冊なら良いけど、もっと欲しいなら出版社に訊いくれって言われてもてん。 で、いつでも行けるように、ひとつ前の記事で書いたように「PLASMA」を出版してる芸術生活社の場所を完全に把握しといてんね。 そして、昨日、「PLASMA」を発刊してる芸術生活社に2月20日に行けば買うことが出来るかどうかを電話で問い合わせた。 そしたらまぁ、もうすでに芸術生活社に3月号があるから、いつでも買えるってことやった。 ひゃー!もう買えるって、気持ちが舞い上がってしまった。 だって、紹介記事が掲載されるって知らせを受けたときから楽しみで、2月20日までは死なれへんなぁ、なんてことをブログに書いたぐらい楽しみやったんやもん(^^ゞ で、今日、芸術生活社に向かおうとしたんやけど、出かける前に急に思いついたことがあるんよ。 教会で買えないから出版社に買いに行くことになっただけだから、僕は単に「PLASMA」を買いに行く事だけしか考えてなかったけど…、 あれ? 出版社に行ったら『萌空姫様のスノボ道』を紹介本に選んでくれた人に会えるんとちゃうのん? そして紹介文を書いてくれた人にも会えるんとちゃうのん!? だったら会ってみたい。 是非とも会ってみたい。 だって「PLASMA」は月に2冊しか本を紹介しないんよ。 僕が1月に買った「PLASMA」1月号には鈴木おさむさんの本と、もう1冊は万城目学さん、湊かなえさん他のアンソロジー本の2冊だけやった。 毎月、何百冊も出版される本の中から、どうして僕の本を選んでくれたのか、さっぱり意味が分からないもん! 理由を聞いてみたいやん。 だったら手土産とか持って行ったほうが良いんやろうか? わー! どうしよう? こんな特殊なシチュエーションはネット検索しても良い答えはあらへんやろうし…。 で、とりあえず思いついたのが『萌空姫様のスノボ道』を何冊か持って行こうって。 もしも選んでくれた理由が、月に出版される何百冊もの本の中の2冊に選ぶほどの価値のある本だってことやったら、その人にとっては「誰かにプレゼントしたいと思う本」っちゅうこともあるんちゃう。 って、あるかどうかは分からんけど、とにかく『萌空姫様のスノボ道』を5冊持って出かけた。 芸術生活社に着いて受付で「PLASMA」を買った。 その時に対応してくれた人に、 「私は「PLASMA」3月号に紹介されてる本を書いた者なのですが、この本を取り上げていただいた方は今いらっしゃいますでしょうか?」という意味のことを言った。 そしたら応接セットに案内されて、 「すぐに呼んでまいりますので、ちょっとお待ちください」と言いおいて、すぐに呼びに行ってくれた。 ドキドキして待ったよ。 社内を見回すと、なんか恰幅の良い所謂偉い人って感じの人が多かったんやもん。 てか、チャライ感じの人が多かったらもっと嫌やったと思うけど、私語なんか全くないし、きっちりした職場って感じで緊張したわ。 で、しばらく待って現れた人を見たとたんに、いっぺんに僕の緊張がほぐれてもた。 その人はね、細身でスニーカー、ほどよいダメージジーンズに薄水色のカッターシャツにグレーのカーデガンをダラリと着こなしてる。 短髪前髪たらしにメガネ。 なんか大学のキャンパスにいてたら、すっと溶け込んでしまいそうな人やった。 その人が柔和な笑顔を浮かべてやってくるんやもん(^^) まずは、お忙しいところ申し訳ないです。って挨拶してから、『萌空姫様のスノボ道』を取り上げていただいてありがとうございます。と礼を言ってから、取り上げていただいた理由を尋ねた。 その人は本の内容を語り、褒めてくれて中高生に読んでもらいたい本だったって事を話してくれたんだけど、途中で 「それで、あなた様は……」なんて事を言う。 「えっ、僕? いや、だから、僕は、この本を書いた者です。あっ、すいません。僕は末長と言います」って慌てて自己紹介した。 最悪!やっぱり僕、あがってて、自己紹介をしてへんかったんよ(>_<) だって、最初に呼びに行ってくれた人に、自分は本を書いた者だと言ったのにぃ~…。 伝えてくれてへんやんか(>_<) 完全に僕が悪いんやけど、めっちゃ恥ずかしかった(^^ゞ そこで初めて、その人から名刺をいただいた。 その時まで、その人は、僕のことを何者か分からんままに本のことを褒めてくれてたことになるわなぁ…。 その人の名前はTさんといった。 「あのぉ…、Tさんのお名前、『萌空姫様のスノボ道』に出て来ますよね。ほら、漢字も難しい方の字でTさんと一緒ですやん」なんてことを嬉しくて言ってしまった。 「はい、自分と同じだなぁ、と思って読みました」ってTさんも笑いながら言ってくれた(^^♪ 「ひゃん!本当に読んでくれてはる!」って思わず言ってしまったよ。子供かよ(>_<) 『萌空姫様のスノボ道』を読んだ人にだけはTさんの名前が分かってしまうと思うけど、それぐらいはTさんも許してくれるでしょう(笑) 本の内容について、いっぱい褒めてくれて、すごく良かったって言ってくれたんだけど、残念ながら僕の気持ちが舞い上がっててほとんど覚えてないねん。 で、持って来た『萌空姫様のスノボ道』5冊をもらっていただいて、おいとました。 だけど、外に出てから訊き忘れてた事を思い出した。 「PLASMA」の写真や内容をブログに載せる許可をもらうのを忘れてたんよ。 再度、社内に取って返し受付でTさんを呼んでもらった。 そして、ブログに転載しても良いかって要件を言うと「良いですよ」と言ってくれたんだけど、一応責任者に確認を取りたいということで地下に連れて行かれた。 あっ、これは今度こそ恰幅の良い偉いさんの感じのおじさんと話さなあかんねやろなぁ…、なんて思いながら階段を下りて行った。 で、案内された所は、 な、な、なんなん?ここ? ここは女子大の教室? 僕、うろたえてしまって、あんまり覚えてないんやけど、若い女性が四、五人が、机の回りに立ってて、笑顔を浮かべて 「こんにちは」って僕に言うんやもん(^-^; 「こ、こ、こんにちは」って小さい声で応えるのんがせいいっぱいやった(>_<) だってTさんは男の子やったんやんか。 しやから、女性を想定してなかったし、ましてや責任者、つまり編集長さんやろうけど、その人も若い女性やなんて思えへんやんか! 机の上には僕が袋に入れて渡した『萌空姫様のスノボ道』が袋から出して積んであった。 しやから、みなさん、僕の事を分かって「こんにちは」って言ってくれたんやろなぁ(^^ゞ なんか僕、めちゃくちゃ恥ずかしかってん。 で、ちゃんと挨拶や自己紹介もでけへんで、編集長と思う人にブログに写真や文章を載せる許可をいただいただけやねん。それに編集長さんにこそ本を紹介してもらった事のお礼を言わなアカンのに、ちゃんと言われへんかった。 ほんまに子供みたいな対応しかでけへんで、あとからか思い出すと恥ずかしくて冷汗もんやった。 でも、芸術生活社を辞してから2時間後ぐらいしてTさんがフェイスブックで友達申請をしてくれたんよね。 ただちに承認して友達になってから、メッセージで編集長さんへの非礼を謝って、編集長さんにどうかよろしくお伝えくださいと言うことが出来て、ちょっと気が楽になった。 Tさんも、編集長にはちゃんと伝えておくって返信をくれたしね(^_-)-☆ あっ、そうだ、Tさんは僕のブログも読んでくれてて、僕のラングレーも知ってくれてたんよ! ってことは、この記事もTさんに見られるかもしれへんねんなぁ…。 ってか、嘘書いてないから別にいっかぁ(^^ゞ 最後に辞するときにTさんが外までついて来てくれたので、編集部の女性のみなさんの笑顔を思い出して、あの中に誰か『萌空姫様のスノボ道』を読んだ方がいらっしゃるのか訊いてみた。 読んでなかったら、この日の恥ずかしい僕の振舞も、別にかまへんわ!なんて思いがあったんよ。 だって、あの本の内容を知った上で、それを書いた僕があたふたとしてたと認識されるんは嫌やんか(^^ゞ そしたらTさんは 「全員読んでますよ」だって! ギャビーン! 超恥ずかしいんですけど(>_<) でも、それって、編集部全員で読んで紹介する本に足る本であるかを決定してはるんやろうなぁ…。 ってか、違うかもしれないけど、そういう風に思っておこうっと♪ ほんまに今日はカッコ悪かったわ! しやけど、そんな事はどうでも良いくらいに「PLASMA」に紹介された事が嬉しかった(^^♪ Tさんが書いてくれた15行の紹介文を、ニコニコしながら覚えてしまうぐらい何回も読んだ。 ニコニコが止まらなくて顔がしわくちゃになるわ(^^ゞ でも、それぐらい嬉しくて丁度良いよね。 自分の本が雑誌に紹介されるという、一生に一度のエキサイティングな出来事やねんもん! 紹介文を書いてくれた人と話ができたし、読んでくれた人を一度にあんなにたくさん見ることも、きっと一生ないやろうし、恥も含めて、今日は人生最良の日に違いないよ(^_-)-☆ 最後にTさんがラングレーと芸術生活社をバックに写真を撮らせてくれた♪ 写真をブログに載せる許可をいただいたけど、小さくしました(^^ゞ だって、自分の写真を載せる時は小さくするくせに、人の写真を載せるときだけ大きくするのんは、それって、ちょっと違うって思うもん。 紹介してもらったページの見開き↓ 雑誌の表紙↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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