テーマ:神社(397)
カテゴリ:神社
「花の文化園」の駐車場で、姉貴が
「どっか、お宮さんお詣りしよか」 って言うから、カーナビで物色して羽曳野市の誉田八幡宮にお詣りしに行くことにした。 で、外環(国道170号線)を河内長野から羽曳野へ向けて北上した。 でね、その時僕は二車線ある外環の左車線を走ってたんやけど、ある交差点の案内標識に「近つ飛鳥博物館⇒(右折)」という字が目に飛び込んできたんよ! 「近つ飛鳥博物館」って、何か聞いたことがあるし行きたい!って思った。 ほんで、もう0コンマ何秒かの判断で、その交差点を左折した。 「近つ飛鳥博物館」の案内標識は右折だったんだけど、左車線を走ってたから、とりあえず左折してからUターンしようと思ったんよ。 ところがね、この左折した先の風景が、 「ありゃりゃりゃりゃ?」ってなもんやったんよ!↓ ↑の写真は曲がって50メートルほどの所の駐車場に入れてから撮ったものやけど、でも、ほんま交差点を曲がってすぐに鳥居が見えたんやもん! あとで分かったんやけど、交差点名は「宮前」やった。 神社の名前は「美具久留御魂神社(みぐくるみたまじんじゃ)」 読みにくい不思議な名前でしょ。 僕は、特に「久留」の部分に引っかかったんやけど、最初は、まだあんまり何も思いつかへんかった。 由緒書きを読むと式内社だし当国二宮ってんだから、由緒正しい凄い神社やんか!↓ 薄くなってしまって見えにくいんやけど、神社案内図を見るとうしろの山を含んだ社域の広大な神社だと分かる↓ ↑摂社も10社以上あるみたいやし! 下拝殿と上拝殿があるようだし、ここ全部お詣りしたら、すごく時間がかかりそうや。 まだ早い時間やったのに社務所はもうしめてて御朱印もいただけないし、また今度はもっと早い時間に訪れようと、この日は下拝殿でだけお詣りすることにした。 で、お詣りを済ませて帰ろうと後ろを振り向いてびっくりした!↓ ↑正面に二上山が見えるやんか!(@_@) この時「久留」の字と「二上山」で、もしやと思った事があったんやけど、家に帰って調べて行くと、面白い事が分かった。 まず「久留」の字で思い出したのが淡路島の「伊勢久留麻神社(いせくるまじんじゃ)」のことで、ここには4年ほど前にお詣りした事があるねんね。 四年前に撮った伊勢久留麻神社の写真↓ どうして伊勢久留麻神社にお詣りしたかというと、伊勢久留麻神社が太陽の道の上にあったからなんよ。 で、「二上山」もまた太陽の道の上なんよ。 太陽の道というのは、 で、まず美具久留御魂神社の緯度を調べた。 北緯34度31分05秒だった。 誤差がたったの55秒やった。 誤差55秒というのを距離にすると 4万キロ÷360÷60÷60×55=1.69キロ 僕は外環を南から北に走ってたわけやから、太陽の道に直交して走ってたんよね。 しやから時速60キロで走ってたとすると1.69キロを走るのに要する時間は 1.69÷60×60=1.69分 だから、この誤差の距離なんか1分40秒ぐらいで通り過ぎてまう勢いで走ってたんよね。 そんな風に考えたら、僕を太陽の道に留めたパワーって凄いと思わへん? 「美具久留御魂」の「留」には、そんな人を留める力もあるんとちゃうかとアホな考えも浮かんだ(^^ゞ でね、次に淡路島の「伊勢久留麻神社」を調べたら、オモロイ事が分かって来た。 「伊勢久留麻神社」の氏子の方がおっしゃってた凄い事を見つけたので転載するね♪↓ 史書に崇神天皇が荒ぶる出雲大神を鎮祭するために創始したと伝わる最古級の大己貴命、須世理比売命他を祀る 「美具久留御魂神社」。 社名の通り、久留麻神社/久留真神社の総元宮と思われます ぶっちゃけ、出雲大社は創建は意外に新しく、 西暦713年に創建したと日本書紀は紙面の片隅でゲロしていますから、 美具久留御魂神社は最古の出雲大神を鎮祭したと言われる大社。 「美具久留御魂神社」が久留麻神社/久留真神社の総元宮だと『思われる』という言葉を使ってはるけど言ってはる! 伊勢久留麻神社は、三重県の久留真神社を勧請したわけやねんね。 しやから美具久留御魂神社も同じかと思ったら、美具久留御魂神社のほうが古いって言ってはるんやから凄い。 『最古の出雲大神を鎮祭したと言われる大社』だって! そりゃぁ太陽の道の上にあるのんも頷けるな(^_-)-☆ そんなんで、次回は早い時間に美具久留御魂神社にお詣りして、裏の山も登り全部お詣りして御朱印もいただいてこようと思う。 それと、結局行けなかった誉田八幡宮だけど、今回の事はきっと誉田八幡様が僕を美具久留御魂神社に導いてくれたんに違いないし、お礼もかねて誉田八幡宮にお詣りしやなあかんって思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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