テーマ:本のある暮らし(3284)
カテゴリ:萌空姫様のスノボ道
(一つ前の記事からの続き)
二つ目。 【みたく】 「みたく」ってのはね「みたい(だ)」を形容詞のように活用する表現やねんね。 最近は、「みたく」のほうが違和感がないように感じたので、僕は使ってるけど、この言葉が苦手の人も居はるみたいやわ。 ある人が書評の中で、 「【みたく】は最近、小説の中で時々目にするが、どうしても引っかかってしまう」 と書いてはった。 短い書評の中で、わざわざ取り上げはったって事は、よほどの違和感を感じはったんやろうね。 あのさぁ、意味が分かったんなら引っかからないで、スッと読み進めたほうが幸せやと思うのに、なんか可哀そう(>_<) 【みたく】を調べてみたらWikipediaに『関東方言』として記載されてたわ。 で、さらに調べたら「知恵袋」に面白いことが書いてあった。芥川龍之介が「女の子みたく」って表現を書いてはるらしい。 東京生まれの芥川龍之介は【みたく】は標準語と思ってはったんかもしれへんね。関東方言と分かって使ってはったのかもしれへんけど、それは、まぁどっちでも良い。 多分、有名作家が書いたものは引っかからないけど、無名の作家が書いたものは引っかかったりするんやろうね。 だけど「関東方言」というやつは、いろいろとめんどくさいって思う。 まず関東育ちの人が標準語だと勘違いしてる言葉がたくさんあるでしょ、「かたす」とか…。 そして、メディアで流れだすと、いつのまにか、関東方言なのか標準語なのか単なる若者言葉なのか分からなくなたったりするやん。 さらに調べたら10年前2005年の「BIGLOBEなんでも相談室」に、良い質問と良い回答があったわ↓↓
↑↑↑↑ほらぁ!すでに10年前の辞典に *関東地方に広まった新方言 *若者語 って書いてあるんやんか! ってか、1983年には若者用語という認識があったみたいやし、ピンクレディの歌にもあるっちゅうんやから、今だにこんなんが引っかかるってケッタイな話やと思う。 まぁ、ご自分が耳にしない言葉というのは受け入れにくいと思う。 誰でも、本を一冊読むと耳にしない言葉の一つや二つは出てくるに決まってる。 そういうときは、みんな自分辞典に違和感のない書き込みをするわけでしょ。 そうやって自分辞典がどんどん更新されて行くわけやんか。 それが複数の本で何度も出てきてもひっかかり続けるって、どうして更新せぇへんねやろね。 年寄って、感覚として自分の中で完結してしまってて更新不能になってる部分もあるのかもしれへんね。 しやけど、そんな言葉の事なんか些末な事やんか。 そんな事を書くやなんて、よっぽど書くことがなかったんやろね。 それって、この人にとって、この本は少しも面白いところがなくて語るべきことがなかったんやろね。 逆に最後まで読んでもらってご苦労さんって感じやね。 語ることは何にもないけれど、なんかケチをつけやな本読みとしての自分の力を示されへん、っちゅうのんが実際のところなんかもしれへんね。 書評サイトで書評を書いてる本読みの人たちって、そんな感じの人が多いと思うわ。 「包丁を研いで、どう切ってやろうか!って感じで書評を書いてる」なんて風に自分を表現してはる人も居てたけど、それってもう楽しむ気なんか鼻からあれへんやん(>_<) あのサイトに関わったことは、僕の一生の不覚やったって思う。 あのサイト、サイト名を「本が嫌い!」に変えたら、スコンってハマる気がするな(^_-) だけど、あのサイトに関係のないところでは『萌空姫様のスノボ道』を楽しむ能力を持った人たちがたくさん居てはったから、こんな話も面白話として書けたんやけどね!(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年05月30日 03時21分14秒
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