テーマ:本のある暮らし(3315)
カテゴリ:萌空姫様のスノボ道
『萌空姫様のスノボ道』を読んでくれたNさんと飲んだ♪
多分21世紀になって初めて会ったと思うので、めちゃくちゃ久しぶりでね、待ち合わせ場所で顔が分かるか心配やった。 あの人かな?って思う人が居たんやけど自信がなくてね、その人を観察しながら電話をかけた。 そしたら、その人がすぐにポケットに手を突っ込んだんで、あわてて駆け寄りながら電話を切って声をかけた。 あぁ、緊張した(^^; それから居酒屋に行ったんやけど、楽しかったわぁ♪ Nさんは『萌空姫様のスノボ道』を、とても深く読んでくれてはって、本の内容について何の話をしても覚えてて返してくれはった。 たとえば僕が、 「ほら、ノーラと萌空が出会うときがあったでしょ」と言うと、 「100万年早いって、ノーラに叱られたな」なんて、かぶせるように応えてくれるもんやから話がポンポン弾むんよ(^^♪ でね、Nさんはマラソンをやってはる人なんよね。 で、マラソンで走るときの手の振り方について、「ニンジンを包丁で切るような感じ」なんて言葉でコーチングを受けたときに、とても分かりやすかった事があったんだって。 どうして、この話をしてくれたかとういうとね、行板が萌空にスノボを教えた時の感覚は、きっとそういうようなことやったんや、って思ったんだって。 行板から萌空へのコーチングについて、自分の体験のことから、そんなふうに思ってくれはったんよ♪ 「肉体感覚の言語化」なんて言葉をつかってはった(^^♪ 僕、嬉しくなっちゃってね♪ だって、行板の言葉を欲してた萌空の気持ちを一番感じてくれはった人はNさんや!って思ったもん♪ でぇ、そんな事はごく一部の話で、物語全体について感じたことを沢山語ってくれはった。 前に、優れた本読みは、その本の中に、どれだけ面白い事を感じ取れるかだ、みたいな事を書いたやんか。 ほら、自分と違う人間が書いた本にケチをつけるんなんか、日本語を知ってたら誰でも無限に書ける。 だけど、知らない事に面白さを感じるためには知識も想像力もなければ出来ないって! Nさんは、めちゃくちゃいろんな事を感じてくれはった(^^♪ 本を一冊書くって、その中に何百も何千もの思いを書き込むわけやんか。 だけど、他人がどれだけ感じてくれるかなんて、そんなもん、全然分からへんやん。 しやのに、Nさん、へっ!そこを感じてくれたんや!って事をいっぱい言いはるんやもん! しやから僕、嬉しくなっちゃって、その事を書いた時の思いをついつい語り過ぎるほど語ってもたわ(^^ゞ 20年ほど前に江國香織さんの事を僕に教えてくれたのはNさんでね、それから僕は江國さんの本が好きになって読み漁ったのを覚えてる。 江國さんが好きなような、そんな本読みの人やから、僕の本なんかどうなんやろ?っちゅう思いもあったんやけど、楽しんでもらえて嬉しかった♪ でね、ビックリした話があったんよ。 昔、Nさんと僕は仕事仲間やんたんやけど、この人の今の仕事場で真後ろに座ってる女性の話が出たんよ。 その女性は、その職場で唯一僕も知ってる人でKさんっていうねんね。 で、NさんはKさんに 「面白い物を見せてあげる」と言って、僕の本『萌空姫様のスノボ道』を見せたんだって。 Kさんは唯一僕と面識のある人間だから、見せたわけよ。すると 「知ってる」と答えられたんだって。 で、どうして知ってるかと訊くと、今は違う職場にいるMさんって人に教えてもらったそうなんよ。 でね、このMさんって人が何者かというとね、Mさんも昔は僕やNさんやKさんの仕事仲間やった人なんよ。 そのMさんが自力で『萌空姫様のスノボ道』を発見して、その事をKさんに話して、もう前から話題になってたんだって!(@_@) なんじゃ、そりゃ?!って思った。 だって僕は、このひと月ぐらいの間に、このMさんのお名前を何十回となく入力して探してた人だったんだよ! この人の事を僕は好きだったので、どうしても本を贈りたかったって、そういう人だったんよ! この人の住所は20年ぐらい前のしか分からず、検索すると2000年版の電話帳には載ってるけど2004年版には載ってないんよ。 ただ実家の商売を知ってたので、実家をつきとめることは出来てんね。 でもね、その実家をグーグルストリートビューで見ると、今はもう商売をやってないように見えて、なんか空き家のようにも見えるんよ。 こりゃぁ実家に送っても無理かなぁ、なんてふうに考えてたところだったんよ。 なんやねん! 知ってたら連絡をくれたら良いのにって思った。 検索したら、僕なんか簡単に連絡がつくと思うのにね。 でもネットを使い慣れてない人やったら、そういうわけにもいかへんのんかもしれへんな。 だけど、この話が出たおかげでNさんからMさんに連絡してもらうようにお願いできたから、もうすぐ贈れそうや♪ それと、1冊持って行った本をKさんに渡してもらうように託けることが出来た。 それと、昔、Nさんと一緒に野麦峠で滑った人の住所も教えてもらえることになったから、今月始めに立てた二けた献本の目標は達成されそうだよ(^_-)-☆
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最終更新日
2015年06月24日 05時09分20秒
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