テーマ:神社(398)
カテゴリ:神社
長野は好きで、今までにあっちゃこっちゃ行ってるんやけど、上高地は初めて行った。
どこに行くにも車で行く僕やから、マイカー乗り入れ禁止の上高地は僕の地図には載ってなかったんよね。 上高地が一番好きって言う人が多いから興味がないわけでもなかったんやけど、僕の地図に載ってなかったんやからしゃぁない(^^; で、今回はツアーで岐阜県の飛騨高山からバスで上高地バスターミナルまで行った。 僕の感覚では、上高地って、長野県側の松本か松本電鉄の新島々からバスで行くものだと思ってたけど、地図をちょっと調べたら、高山から行くのが合理的なんが分かった。 長野県と岐阜県の県境いってのは飛騨山脈の三千メートル級の山塊があって、昔は行き来が大変やったやんか。 ほら『あゝ野麦峠』って悲しい物語は、岐阜県側から長野県側に働きに行ってた女工さんの悲しい悲しい物語やんか。 冬の野麦峠は何メートルもの積雪に埋もれた地獄やからね。 で、岐阜県高山と長野県松本の間の部分には安房峠というのがあって冬の間は雪で通られへんかった。 それが安房トンネルが開通して、長野県と岐阜県が冬でも簡単に行き来が出来るようになったんよ。 この安房トンネルが開通した知らせは衝撃やったから今でも覚えてる! 開通してすぐの冬に、岐阜県の飛騨流葉スキー場で滑ったあとに安房トンネルを通って長野県の白馬に移動するという、岐阜県から長野県へのスキー場のはしごをやった!(^^♪ あの移動って、僕にとって、センセーショナルな移動で興奮したのんを覚えてる。 今回のツアーバスでの高山から上高地への移動で安房トンネルを通ったのんは、懐かしくて嬉しかったな♪ 自分の運転と違うってのは景色が見れるのも楽しいのんが分かったわぁ♪ で、バスターミナルから河童橋(かっぱばし)を渡ったところにある宿に向かったんやけど、河童橋を渡る時に写真を撮ってたらカメラが壊れた。 長年使ってるニコンの一眼レフが、こんな大事なところで壊れてもて、気分だだ下がりやった(>_<) 午後二時ぐらいに宿にチェックインして、部屋でカメラをいろいろいじり倒したんやけど、どうにもこうにもシャッターが下りてくれなくて諦めた。 気分はだだ下がりやったんやけど、日暮れまでに穂高神社奥宮にお詣りしたかったのでスマホだけ持って宿を出発した。 宿の人の話では河童橋から梓川右岸を10分も歩けば携帯は圏外になるということだったので、5分ほど行ったところで岳沢(だけさわ)の写真を撮ってFacebookにアップした。 スマホでフェイスブックにアップしたことがなかったので、撮った写真をそのままアップするのんを一度やってみたかったんよ♪ 梓川右岸を歩きながら、すぐにFacebookの写真を見てくれた人の反応があったのが嬉しかったな♪ これ、もしニコンが壊れてなかったら、写真に夢中になってて、こんな楽しい気分になれなかったかもしれないな。 っていうのがニコンを持ってたら、ISOやシャッター速度や絞りをいろいろ変えた写真を工夫したと思うねんね。 だって、信じられへん綺麗な景色が次から次に出てくるねんもん!きっと、写真に夢中になってたと思う。 それがスマホやったら胸のポケットから出してパシャっとやるだけやから簡単やもんね♪ カメラがないと荷物も少なくて、カッパと長そでシャツとタオルしかリュックに入れてないし軽くて山歩きも楽やったし!♪ 梓川右岸を1時間15分ぐらい上流に向かうと明神橋が見えて来た。 スマホのナビがあるから初めての山を歩くのも不安は少しもなかったな(^^♪ だって穂高神社奥宮をナビの目的地にしてたから、残りの道程と時間をいつもリアルタイムで教えてくれるんやもん、ほんま安心やったわ♪ 明神橋は梓川にかかる橋で、河童橋の一つ上流にかかってる。 で、この明神橋は穂高神社奥宮の参道でもあるって事を、あとで知ることになるんよ。 で、ナビが左に曲がれって言うから左に曲がって少し行くと鳥居があった。 鳥居が目に入ったときの嬉しさがこんなに大きかったのんは、今までの神社へのお詣りの中で一番やったかもな♪ やっぱ、こんなに歩かな行かれへん所へのお詣りって、着いたときのテンションは上がったわぁ~!!(^_-)-☆ 木の鳥居に菊のご紋がある。 穂高神社の御祭神の「穂高見命」は伊弉諾神の孫で初代天皇神武の叔父さんにあたる神様やから、バリバリ天皇家なんで菊のご紋がついてるんやろな。 鳥居をくぐって森の中をさらに進むと、拝殿や社務所らしき物が見えて来た。 もう夕方やし社務所に神主さんが居なかったら御朱印がもらわれへんし、それだけが心配やったんやけど、左の社務所に神主さんが居てはるのが見えたので安心してお詣りを済ませた。 この拝殿の後ろには明神池という奥宮の神域があって、その奥には御神体の穂高が真正面にドドド~ンと聳えてるんやけど、そのドドド~ンの感じは写真ではどうにも伝わらなくて撮るのんを諦めた(>_<) そのあと、社務所で御朱印をお願いした。 神域の明神池にお詣りするには、ここで300円の拝観料を払ってお詣りすることが出来る。 明神池の写真をたくさん撮ったけど、ここの神秘的な感じは写真では伝わらないと思ったな。 御朱印は、入場のときに御朱印帳を預けておいて帰りに御朱印を書いてもらった御朱印帳をいただいた。 日本アルプス総鎮守って書いてある。 っちゅう事は、北アルプスだけやなくて、富士山以外の日本の三千メートル級の山全部を鎮守してるんや! 穂高神社奥宮のお詣りがすんで、明神橋で梓川を渡って梓川左岸を帰ることにした。 で、橋を渡って、しばらく直進すると、丁字路にぶちあたるんだけど、そのあたりで信じられないことが起こったんよ! なんと、圏外になって1時間以上も山の中に入ってるのに、ここで急にWiFiが生きたんよ! この丁字路の角に「明神館」という宿があるので、明神館がWiFiを飛ばしてくれてるんやと思う。 これ、上高地の貴重な情報やと思うので覚えておいてね♪ で、もう一つびっくりしたのが、ここで後ろを振り向くと正面に穂高が聳え立ってた! そして「穂高奥宮 参道」と書いた木の碑が立ってた。 つまり、穂高神社奥宮から明神橋を渡って、この丁字路まで、穂高神社奥宮の参道やったんや。 ここまで離れて、ようやく穂高の姿が望めるってことやね。 WiFiがあるので、僕、嬉しくなってしまって、この丁字路で道端の石に座って、穂高神社奥宮の写真を5枚もFacebookにアップしてもた(^^ゞ しやけど、なんせ僕、スマホ初心者やからフリック入力が遅いし間違うし、ちょっとした文章に手間取ってしまって、アップするのんに時間を使ってしまったんよ(>_<) 上高地は午後六時になると店もシャッターが下りて誰もいなくなるから、早く宿に帰るように言われてたから、かなり急いでの帰り道になってもた(^^; 帰り道も最初の頃には、三~四組の登山者に出会ったけど、その後は、誰にも出会わず不安やったわぁ。 あのね、スマホのナビに梓川左岸の道がないねん。 しやから、帰り道は自分の要る場所を確認できるだけで残りの里程とか時間は分からへんねんね。 それだけに、スマホばっかり見るんやけど、自分のポイントはちょっとしか動けへんし、焦ったわ! でもまぁ、河童橋のあたりには宿も5軒もあるし、人もそれなりに居てると思ってた。 しやけどね、六時過ぎに河童橋に帰り着くと、ほんまに人っ子一人居てへんねんもん、信じられへんかった! だって、出発した3時過ぎの河童橋はデパ地下みたいな人だかりやってんで! 因みに、これがニコンの壊れる前の最後に撮った午後二時頃の河童橋↓ そして、これが午後6時過ぎの河童橋↓ 僕が生まれて初めて見た河童橋は上のニコンの写真やったわけで、その人の多さにげんなりしたんやけど、夕方の河童橋は静謐って言葉が似合いそうな、とっても素敵な場所やったわ(^^♪ なんか気分が下がったり上がったりの大変な一日やったけど、結果、鬼楽しい1日やった(^^♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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