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この番組好きでね、しくじり先生と言いながら、いつも凄い事をやり遂げた人ばっかり出てくるやんか!
もしも、しくじれへんかったら、どれだけ凄い事になってたんや!、っていつも思う。 例えば堀江貴文さんなんか、しくじれへんかったら、プロ野球球団を持って、フジテレビも手に入れて、今頃総理大臣になってたかもしれへん人やった事が分かったもんな(笑) で、今日のしくじり先生の紀里谷和明さんが、しくじった末にたどり着いた言葉は、僕の好きな言葉で、っていうか、今年になって僕がブログに何度も書いてる言葉やった事が嬉しかった(^^♪ あっ、紀里谷さんってのは宇多田ヒカルさんの元旦那さんね。 その、紀里谷さんが言った言葉をそのまま書くね。 まぁ世の中ですね、批判することは簡単なんですよ、とっても! 何だって悪く言おうと思ったらいくらでも言えます。 しかしまぁ僕は映画監督なので、自分の作品をきっちり作って それで人に見せていくしかないというふうに思ってます。。 だから今は僕は、人の作品を一切批判しません。 どんな仕事をしている人でも、どんな作品を作ってる人でもリスペクトを持って接したいと思います。 批評家以外は。 この最後の「批評家以外は」は、めちゃ受けて生徒たちの大笑いになってんね。 実は、この時の生徒席の真ん中に座ってたのが映画評論家の有村崑さんでね、有村さんは過去に紀里谷さんの作品に、批評を言ってる事実があるねんね。 その批評の内容についても紀里谷さんは、この講義内で語ってはる。 これ↓ ・映画として2時間もたない 「映画コメンテーター 有村崑」 この有村さんの批評に対して紀里谷さんはたくさん語りはった。 映画の常識とか、ありきたりの批評家が散々言った言葉。 似たり寄ったりの聞いた風な事を散々言われた。 日本の批評家が言った事を要約したような言葉。 がっかりした。ショックだった。 伝わるものだと思って作った。 今まで見た事ないものを見たいはず 有村さんの言に対して紀里谷さんは 方程式とかクソ食らえ! こっちも馬鹿じゃないから、それぐらいのセオリーは知ってます。 新しい可能性の提示 違う事、人が理解しない事にチャレンジしていいじゃないか 「批判をする事」よりも「作る事」のほうが100億倍難しい たくさん言いはったわぁ! きっと胸がスッとしたと思うわ♪ あのさぁ、僕の『萌空姫様のスノボ道』に対する、下らない批評に対して、僕が言ってたのが 「自分と違う経験を持ち考え方が違い、年齢や性別の違う人が書いた文章に対する批判なんか誰でも出来る。無限に出来る、三日三晩寝ないででも批判し続けることだって出来る」って意味の事を何度も書いたんよね。 しやけど、自分の知ってるセオリーと違う物に初めて接した時に、そこに面白さを感じることはアホにはできないんよ。 紀里谷さんの気持ち、めちゃくちゃよく分かった。 ほんま、批判するのんなんかアホでも出来るんよ。 紀里谷さんの「こっちも馬鹿じゃないから」って言葉は、ほんまによく分かる。 そんなもん、分かってるよ!自分だけが気付いた欠点やと思って偉そうに言われたときの紀里谷さんの気持ちが分かる。 作り手が側は、その作品の隅々まで何百回も何千回も考えるんよ。 批評する側は一回ぽっきり、その作品と接するだけで、浅はかな批判をするやんか。 そこに、今までに無かった新しいものがあったら、真っ先にそこに食いついて「セオリーと違う」と批判する。 紀里谷さんのお話を聞いて、僕、改めて自信を持って批評家の書く物なんか読むだけ人生の無駄遣いやと思う事ができたわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月04日 02時04分35秒
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