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あの番組に俳句作りのコーナーがあるでしょ。
ほら、毒舌おばさん先生が、タレントが一生懸命に書いた俳句をボロクソに言うってやつ! あれに芥川賞作家になった又吉くんが参戦したんよ。 なんせ、芥川賞作家になってしまった又吉くんやから、ごっつぅプレッシャー感じてたみたいやったな(^^; でね、結論から言うと、又吉くん、見事に一番になってまいよってんね! あの毒舌先生がべた褒めしてた! あの、口の悪いおばさん先生は夏井先生って言うんやけど、いっつもボロクソやし、一番になった俳句にでも、添削してさらに良くしたりしはるんよね。 しやのに又吉くんの俳句には、 「直すところが全くない」 「日本語の言葉同志がどんな風に機能するかをちゃんと分かって作っている人の句」とか、ほかにもいっぱい褒めてはった。 俳句を作ったのは七人で、二人が才能有り、四人が凡人、一人が才能なしやってんね。 で、一人っきりの才能なしになったのがKis-My-Ft2の二階堂くんやったんやけど、二階堂くんの俳句は、日本語の機能を分かってないと、又吉くんの反対の事を言われてた。 でね、夏井先生が又吉くんの俳句の素晴らしさを解説した言葉に対して二階堂くんが最後に言った言葉が僕には印象的でね、あの言葉で、僕はこの記事を書く気になったんよ。 その二階堂くんの言葉が 「今の説明全く意味が分からない」やってんね。 これね、実は、夏井先生のお話が、僕にも、なんか良く分かれへんかってん…。 又吉くんの俳句は、僕には難しかったみたいでピンと来なかってんね。 だけど、この番組をいつも見ててそういう事って結構あるんやけど、先生の解説を聞くと、いつも、じんわりとその俳句の意味が伝わって来たりするんよ。 見てない人のために、最下位で才能なしの二階堂くんの句と、一番になった才能有りの又吉くんの句を載せるね。 お題は「夏休みと新幹線」 二階堂くんの句↓ 新幹線 窓から見える 蝉の声 又吉くんの句↓ 故郷の 声走らせて 涼新た 又吉くんの俳句の説明を聞いた直後の浜ちゃんの反応がこれ↓ 僕、夏井先生の解説よりも、「何だかわかんねぇな!」って浜ちゃんの言葉のほうがしっくり入って来たわ。 自分の句をボロクソに言われた二階堂くんの「今の説明全く意味が分からない」って言葉も、そうやろうなぁ…、って思った。 多分ねぇ、この日の夏井先生のお話は、いつもよりレベルの高いお話やったんとちゃうやろか。 日本語レベルの低い、僕や浜ちゃんや二階堂くんには分からなくてしゃぁないんかもしれへんと思った。 やっぱ純文学の最高峰の芥川賞を取るような人の書く俳句は、先生も高いレベルでしか解説しようがなかったんやと思う。 又吉くんの『火花』って芥川賞作品がめちゃくちゃ売れてるやんか。 純文学やから、僕が読むことがあるかどうかは分からへんけど、難しい本と違うんやろか?みたいな事を、又吉くんの俳句を見てちょっと思ったな。 ってか、読んだ人みんなが絶賛してるんやから、そう難しい本でもないんやろうけど、好きじゃない純文学を無理して読む必要もないしね。 しやけど、たくさんの人が又吉くんのおかげで小説を読むなんて事になってるんやから、素晴らしい事やよね! だってさぁ、あのAKB48のぱるる(島崎遥香さん)かて、番組で『火花』をもらって、「この本、読みたかったんです」って目を輝かせて受け取ってたもん(^^ゞ この、ぱるるが『火花』をもらった時の経緯が面白いねん♪ あのね、ぱるるはピースの又吉くんの相方の綾部くんが好きだって、番組で言っててんね。 そしたら、綾部くんが自分の本にぱるる宛のサインをして番組に届けてくれたんよ。 すると、ぱるるは軽く喜んだんやけど、「こんなのもあるよ」と又吉くんの『火花』を見せられると、パッと目を輝かせて、綾部くんの本なんかどうでも良いみたいに『火花』にくいついちゃったんよ(^^) 面白かったなぁ! つまりね、これってどういうことかと言うとね、今まで本屋さんで小説を買ったりした事がなかった多くの人も『火花』を読みたいと思ってるんやと思うねん。 しやから『火花』を読みたいけど、小説を買うという慣れない行動を起こすことが、まだ出来てない人がいっぱい居てるんやと思う。 そんな風に考えると、『火花』って、まだまだ当分は売れ続けると思うわ!(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月14日 22時12分56秒
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