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あのさぁ、秋分の日のニュース番組の冒頭の挨拶とかで、
「今日は、昼の長さと夜の長さが同じ日です」なんて言うやんか。 しやけど、昼は起きてるけど夜は半分以上寝てるし、同じ長さであることなんか実感のしようがないし、そんな事を言うても意味あらへんやんか。 でね、じゃぁ三か月先の冬至のときの挨拶はというと、 「今日は、一年のうちで昼の長さが一番短い日です」とか言うやん。 これも、その日の昼が特別短いなんて、まったく思えへんやんか。 でね、この「秋分の日」と「冬至」が持ってる、その日の特徴というのんは、ニュース番組で言うてることは物理的に正しいねんね。 しやけど正しくはあるけど、この表現では僕らの生活の中で感じることとは、ちっともリンクせぇへんねん(^^; じゃぁ、僕らは「秋分の日」と「冬至」を、どういう風に感じてるかなんやけど、それを今から説明するね♪ ほら、ことわざで 「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」って言うやんか。 あれってね、秋は日が暮れるのんが早いって意味やん! しやけど、ほんとに日が暮れるのんが一番早いのんは冬至のころやねんで。 それなのに、どうして 「秋の日は釣瓶落とし」なんて言うと思う? あのね、今日の「秋分の日」という日はね、日照時間が減少して行く度合が一年で一番大きい日やねん。 つまり「秋分の日」というのは、前日よりも日が短くなる、その変化量が最大になる日やねん。 つまり秋は、毎日、日が暮れる時刻が前日よりも早くなるんやけど、その早くなる物理的実測時間が一番大きくなるのが秋分の日っちゅうわけやね。 だから、秋分の日の頃には、 「えらい、日が暮れるのんが早なったなぁ」なんて思うやんか。 そして、秋分の日を過ぎると、日が暮れる時刻が早くなるスピードは鈍って行き、三ヶ月後の冬至の日には、その変化量はゼロになるんよ。 でね、その日照時間の変化量をグラフにするとサインカーブ(正弦曲線)になっててね、そのグラフを使うと、この記事で言いたい事の意味を説明しやすいので、ネットから探して来たよ↓ 左の円グラフに書いてある赤字と、右のグラフの青字は僕が書いた。 グラフの意味は左の円グラフの意味は円周が右回りで1年間を表す。 ・12時の位置が「夏至」 ・3時の位置が「秋分」 ・6時の位置が「冬至」 ・9時の位置が「春分」 右のグラフの意味は ・縦軸が日照時間 ・横軸が1年で、左端が春分で右向きに1年間を表す。 何故に、この円グラフ付きのサインカーブの図を使ったかというと、円グラフを横に投影した、この形が日照時間の変化の意味そのものやからやねん。 詳しい物理の話は、ややこしいんで、勉強したい人はネットで検索して勉強したってな♪ で、この記事で僕が言いたい日照時間の変化量の大きさを知るには、右のサインカーブに接線を引いてあげると分かるので赤い線で接線を引いてみた↓ 秋分の日の接線の傾きは、凄い事になってるでしょ! この、凄い傾きは、日照時間が毎日すごい勢いで短くなってるって事やねん。 で、それが今日やっちゅう事やね(^_-)-☆ 冬至の部分での接線は水平だから変化量はゼロ! 変化量がゼロの日に、「日が一番短い日だ」なんて言われても、そんなもん、全然ピンとけぇへんやんね。 そんな事を踏まえて秋分の日のニュース番組の挨拶は 「今日は、日が暮れるのが一番早く感じる日です」って言うたら良い。 で、冬至の日の挨拶は 「今日は、日が暮れる時間が全然変わらなく感じる日です」って言うたら良いねん(*^^)v 以上、もう10年以上前から僕が持ってた違和感を言葉に出来て、めちゃくちゃスッキリしたわ(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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