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去年の春に、本屋さんの文芸書の単行本のコーナーで見た本の帯の内容にびっくりしてんね!
あんまりビックリしたから写真に撮って、興奮して姉貴に送ったのを覚えてる。 今、パソコンのハードディスクを捜索したら、その時に送った写真が残ってた↓ これね、どうして、そんなにビックリしたかというとね、この本が僕は大好きやったから映画化が嬉しかったんよ! この作家の本はたくさん映画化やドラマ化がされてて、ごっつぅ好きなドラマや映画がいっぱいあるから、やっぱ期待してまうやん! で、この本の作者のファンである姉貴もこの本を読んでてんね! で、姉貴も、めちゃくちゃ面白かったって言ってて、この本の内容について、二人でかなり熱く語りあったって事があったんよ。 で、姉貴は、帯に書いてある主演俳優のことも大好きやったもんやから、写真を見て大興奮やったみたいやわ!(^^ゞ で、この写真のデータを見てみると、この写真を撮影したのは1917年5月20日になってた。 しやから、僕らは、ほぼ1年前にこの映画の事を知り、1年前から楽しみにしてたわけやんか。 そんなんやから、この映画の公開日である5月4日の朝一の上映を観た。 そしたら、物語の意味すら、ちゃんと語られてない映画になっててガッカリした。 あの尺で原作通りの登場人物を登場させて、ナレーションも心の声も無しという作り方をするのであれば、説明台詞を多用するしかないと思うけど、台詞の量も少なくて、あれでは大筋のストーリーすら分からへんかった。 説明台詞が嫌いな僕やからテレビで説明台詞を聞かせられたら、僕はすぐにチャンネルを変えてまうけど、映画館やったら、しゃぁないから観るし、少なくとも物語を成立させるだけの情報だけは入れてほしかったな。 115分って上映時間は短いと思う。 たとえば、この前テレビでやってたアガサ・クリスティの「アクロイド殺し」を、三谷幸喜さんが日本版脚本にして書き下ろした「黒井戸殺し」は3時間12分の放送時間があった。 それってCMを抜いても170~180分ぐらいはあったと思うんよ。 あの話は群像劇やったけど、すべての登場人物を、しっかりと書きこまれてた。 もうセリフの嵐やったし、医者の大泉洋さんが事件の内容を細かく書きとめた手記があって、それを語るという手法をとってたから、よけいに細かいところまで書き込めてあった。 一方、この映画は、三人称の神目線で書かれた小説ではあるけれど、主人公目線の部分やその他の重要人物数人の目線でも語られてる部分があるので、ナレーションか心の声を入れる方法もあると思うねんね。 しやけど多分、この映画を作った人がその手法をとるのが嫌な人なんやろね。 でも、まぁ、ごっつぅ頭の良い人が見たんやったら、いろんなことを忖度して理解して観れる映画になってるんやろね。 というのがね、僕、この映画が納得行かなかったから、ネットで出来る限りの評判を読んだんよ。 そしたらね、いろんな意見はあるとしても 「分からない」 「理解できない」 「あるシーンの意味が理解できない」 「ある登場人物が存在してる意味が分からない」 といった、僕が想像していた感想を持つ人が一人も居なかった。 みなさん、面白いとか面白くないとかはともかく、映画の内容は、ちゃんと分かりはったみたいやねん。 これは、もう、分からなかった僕の頭が悪いと考えるしかないみたいやね。 でも、主人公が何もしてなくて、脇役が事件の真相を暴いて行くというふうにストーリーの変更がなされてたから、変更されたストーリーについては僕は嫌いやったな。 まぁ、頭が悪くてストーリーすら理解できない僕が、この映画を嫌うのんは仕方ないと思う。 だって、幼稚園児に司馬遼太郎が面白いやろって読ませても、嫌いやって言うに決まってるもんね(^^ゞ しやけどさぁ、先月観た「ちはやふる―結び―」があれほど完成度の高い映画になってただけに、この映画の完成度との落差の大きさは、ほんまにほんまにショックやった!(T_T) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月09日 00時39分29秒
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