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「令和」の出典の万葉集の「梅花の歌の序文」の事は、せんぞ報道されてるから、もう日本の常識やろうけど、知れば知るほど、日本って素敵やなぁ!って思う。
この「梅花の歌」ってのはね、天平2年(西暦730年)に大伴旅人の家に集まった弟子たちが、みんなで何首ずつかの歌を計32首を詠んだ歌やねんね。 で、そのいきさつである「序文」から「令和」って新元号採用されたわけやんか。 どうして序文なんかがあるかというとね、 この時のつどいは飲み会やったんやけど、その日のその場所のありようが、何もかもがあまりにも気持ちが良くて、これは、歌に詠まなアカンと旅人は思ったわけよ。 こんなに具合の良いことって今やったら、インスタ映えするって言って、インスタにあげるんやろうけど、当時は歌やってんね。 で、梅の歌を32首詠まれたわけで、その詠まれたいきさつが序文として書かれてるわけ。 で、そんな風に書かれた文字が、その書かれた日から1289年後に、こうやって日本の元号になるやなんて素敵やん!(^^♪ 日本人が1289年前に書いた文字やねんで! 現存する国家で、1289年前にも存在した国って日本以外にはあれへんねんで。 日本の次に古い国のデンマークでも、出来たのは1100年前。 その次に古いイギリスができたのなんかは、たかだか900年前やからね。 世界中のどこの国も、自国の国民が1289年前に書いた文字を引用するこなんかでけへんねんで。 あっ、中国4000年の歴史なんて言葉があるけど、「中国」という国は「中華人民共和国」であって建国からまだ70年しかたってないわけやから勘違いせんとってね。 4000年の歴史があるのんは、今の中国のあるあたりの地域の歴史であって、国家の歴史じゃないからね。 中国というのんは王朝が滅びるたびに違う国になってるんやからね。 たとえば「元」なんか、今のモンゴルの王朝やし、「清」なんか旧満州のあたりの王朝でしょ。 あのね、地域の歴史なんか、地球上のどこにでも何千年も前からあるんやからね。 例えば、アメリカだって、ヨーロッパ人がネイティブアメリカンを虐殺して、アメリカ合衆国を建国するまでにもネイティブアメリカンによる地域の歴史はあったわけやもんね。 しやけど、日本は違うんよ。 日本には天皇が居てはったんよ。 ずっとずっと昔から天皇が居てはったんよ。 日本は天皇という名の「王朝」が滅びたことはなかったんよ。 これって、めっちゃ素敵やん。 世界に誇れる日本の素敵なことやんか♪ 一応、下に、序文を全文載せたので、いっぺん、ちゃんと読んでみて! そらもう、ほんまに気持ち良かったんやろうなぁって想像がつく! ほんで、背中に入れた欄の匂い袋が薫るって、僕の名前の字も入ってるし、ほんま気持ちの良くなる文章や(^^♪ 天平二年正月十三日に、師(そち)の老(おきな)の宅(いへ)に萃(あつ)まりて、宴会を申(ひら)く。 時に、初春(しよしゆん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎ、梅は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。 加之(しかのみにあらず)、曙(あけぼの)の嶺に雲移り、松は羅(うすもの)を掛けて蓋(きにがさ)を傾け、夕の岫(くき)に霧結び、鳥はうすものに封(こ)めらえて林に迷(まと)ふ。庭には新蝶(しんてふ)舞ひ、空には故雁(こがん)帰る。 ここに天を蓋(きにがさ)とし、地を座(しきゐ)とし、膝を促(ちかづ)け觴(かづき)を飛ばす。 言(こと)を一室の裏(うら)に忘れ、衿(えり)を煙霞の外に開く。 淡然(たんぜん)と自(みづか)ら放(ひしきまま)にし、快然と自(みづか)ら足る。 若し翰苑(かんゑん)にあらずは、何を以(も)ちてか情(こころ)を述※1(の)べむ。 詩に落梅の篇を紀(しる)す。 古(いにしへ)と今(いま)とそれ何そ異(こと)ならむ。宜(よろ)しく園の梅を賦(ふ)して聊(いささ)かに短詠を成すべし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年04月11日 12時25分52秒
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