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昨日のNHKニュースで、脳波でパソコンの意思伝達の実験をやっていた。 発症6年のALS患者に取り付けて、初めはうまくいかなかったが、1時間で出来るようにな った。 以下抜粋です。
産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は29日、 脳波を計測して512通りの意思伝達を可能にす るシステムを開発したと発表した。言葉や動作で 意思を伝えられない重度の障害者がパソコン画 面上の絵を見た時の脳波を測り、絵の組み合わ せで「ウーロン茶を飲みたい」などの意思を伝えら れる。10万円以下で2、3年後の実用化を目指している。
脳波計の大きさは携帯電話程度、重さは24グラムで軽量。8本の電極で計測した脳波を 無線でパソコンに送信する。 システムは、パソコン画面に「移動する」「飲食する」など行動を示す絵が8種類表示さ れ、順番に光る。目的の絵が光った時に大きくなった脳波の動きを脳波計で捕らえて意 思を推測する。 絵は8種類ずつ3階層になっており、例えば「移動する」「洗面所」「歯磨き」と選べば、 「洗面所に行って歯を磨きたいです」と音声が流れる仕組みだ。512通りで、基本的な日 常の行動を網羅したという。 産総研の長谷川良平・ニューロテクノロジー研究グループ長は「訓練すれば10秒ほど で意思表示が可能で、精度も90%以上になる。外出にも携帯できる利点も大きい」と話し ている。
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Last updated
2010年05月04日 14時40分24秒
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