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カテゴリ:マーケティングリサーチ
最近、デジタル化が進み省スペースで思い出を保存できるようになった。 そこでいろいろな昔とは違う新しい感動の場面が生まれる。 母親が使い方も分からないのにデジカメを買った話で有名なものがある。
というものだが、他にもファミコンのゲームのバックアップデータに 家族への思わぬ気持ちが保存されていた話もある。
デジタルな思いでも捨てたものではない。 アナログな思い出の保存と違い、デジタルな思い出の保存は 姿は無機質だが内容はあっ!と驚かせるものがある。 使い方かもしれないが、 使い方を工夫しなくても偶然保存されていたものが 後になって意味を持つ。 そういうデータが壊れたら何も残らないデジタルの持つ ガラスのようなデリケートさが人の気持ちに似ている。 デジカメ話のついでに画素数の話を一つ。 進歩を続けるデジカメの画素数は増え続ける。 これが人間の目を超える日はいつの日か?という話だけど、 画素数でいうと既に最新のデジカメは人間の目を超えている。 画素数では超えているが人間の目には総合的にかなわない。 人間の目にかなわないのは明暗の区別。 鮮やかさや視力やピント、シャッター速度などはそれぞれのモードを 使用すれば人の目を超えている。 専用カメラでいえば超暗視カメラなら人が見えない暗闇でも見ることが出来る。 特殊なカメラになると温度や電波を写すカメラもある。 人間の目の機能を全ての分野で超えることは今の技術をもってしても かなり難しいのが現実。 人の目はピントや見るのに必要な部分を注視するのに向いている。 逆に見ていない部分は視界にあってもピントは合っていない。 これをいうと気になり始めてしまうかもしれないが、 いい例が鼻である。 デジカメは写真用に適した目として開発され 人の目は生活するのに立体などを見分けるのに適した目として存在する。 なので比べるのがナンセンスかもしれないが、 デジカメで撮影した写真がどんなに鮮やかでも それを見る人の目がデジカメ以下になっていれば それ以上鮮やかさを追求しなくて良くなる。 そういう限界点の話でした。 人間の目はデジカメの解像度で約700万画素。 現在出ている最新のデジカメには画素数が800万画素を超えるものもある。
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Last updated
September 5, 2004 04:06:40 AM
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