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ジョンリーフッカー

ジョンリーフッカー

2012.06.23
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カテゴリ:映画
あきる野映画祭でも上映される「八日目の蝉」がテレビでもやっていましたので早速見てみました。実行委員は映画祭に来られる方々をサポートする立場にありますから、その日はおそらくキララホールで見ることが出来ません。

正直この映画は暗そうなので、見る気はなかったのです。
しかし食わず嫌いはいかんですね。なぜたくさんの賞を獲得したのかわかりました。
映画にはリアリティそのものを描く場合と、空想をリアリティにして描く場合があります。
「八日目の蝉」は前者です。
ジョンリーにとって今回新鮮だったのは赤ちゃんが泣くシーンでした。
今まであれだけ赤ちゃんが泣いたシーンってあったのでしょうか。
子育てをする場合当たり前のリアリティシーンなのですが、映像としてみたことがなかったのでとても新鮮でした。子育てしていた頃を思い出しちゃいました。
監督はそんな気持ちはなかったのかも知れませんが、あんだけ赤ちゃんがびぇーーびぇぇぇ泣くシーンは映像として新しさを感じました。今までなかったシーンというのは何かを常に生みだすのです。これでユニチャームが売れたなんて記事が掲載されたら最高なんですけどね。
経済効果抜群!
おむつが売れて、売れてたまんない。なーんてね。

それともう一つがエンジェルホームですね。
このワールドはオーム真理教と被りましたね。

「ボランティア団体を自称し、現世において具現化された楽園としているが、実態は家族や夫らに理不尽な仕打ちをされたり、見放されるなどの様々な事情を抱えてやって来た女性たちで構成されている。ここではこの楽園を世間に伝えることを奉仕として行っている。「スタディ」という名の研修を行い、その後の面談を経てホームメンバーの可否が決められる。このとき、持っている財産をすべて手放さなければならないという誓約を交わす。なお、雑誌などの持ち込みは一切禁じられている。メンバーは俗世で「ワーク」という名の労働を行う」   参照:ウィキペディア

俗世は言葉をしゃべるが、我々は魂で語る。その違いは大きい。病むと言うリアリティのワールドは何か痛みのようなものを伴います。そしてここでの生活は現代の闇のようなものを集約させていると感じました。

作者角田 光代の歴史も面白いですね。興味のある方はそちらも調べてみてください。
映画とは全く関係ないけど輪島功一のボクシングジムに通っている小説家です。

あきる野映画祭

あきる野映画祭のHPです。

映画って本当に楽しいですね。





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最終更新日  2012.06.26 06:00:57
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