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ジョンリーフッカー

ジョンリーフッカー

2012.12.23
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カテゴリ:釣り
ワカサギのマリネが大好きでいつもかあちゃんに作ってもらう。
私の場合は頭の骨が食感としてざらっと残るのがイヤで切り離している。
ま・・これは人ぞれぞれである。
  • ワカサギのマリネ.JPG


さて今日はどんな話を書こうかな。

新聞読んでたら2012年の読書ベスト3なんてのが書いてあった。○○教授なんてのは当たり前すぎて面白くないからすっ飛ばす。いつも思うのだが、著名人・博識者の評論より、市井の人の書いた感想文の方が読みたい気持ちになってくる。3歳の子供が読んだ本・・95歳のじいちゃんが読んだ本とか被災地で牡蠣の養殖業をやっている人の読んだ本とかね。

私は天邪鬼なのでベストセラーは読まない。大概ブームが去ってから読む。図書館に行けば大概借りられるからだ。今読んでいるのは会社の上司が書いた望月護「ドラッカーの実践経営哲学」今まで出会った人の中でサプライズを受けた一人。残念ながら若くして亡くなった。まえがきに「リタイアをきっかけとしてテーマごとにドラッカー本の整理を始めた」という言葉がある。同じような境遇になったということもあるが、「本の持つ力」に惹かれて読んでいる。

ドラッカーは難しくない。
リーダーの資質は何か?
「周りの人にヤル気と方向性を示すこと」
そうなんだよね。

イノベーションとは何か
「イノベーションとは死につつあるものを計画的に捨てること。人に置き換えるなら新しい人間関係を作るためにいつまでも昔の仲間と付き合っていたりすれば新しい仲間を作ることは出来ない。他の相手との可能性を捨てると言うことである」
出会いには発見がある。一生続けていこう。

まあこんな感じで望月氏はドラッカーの本を自分の言葉を使って語っている。

この言葉は共感できる所もあるので実践している。

さてもう一つの本がドフトエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」
村上春樹の1Q84読後この本を読むと春樹が物凄く影響を受けていることがわかる。
いつ読破出来るか時間との闘いだが必ず制覇してやろうと考えている。
中身が濃い。
「個々の人を憎めば憎むほど人類全体に対する私の愛は益々熱烈になっていく」
「私は人類を愛しているけど、われながら自分に呆れている。それというのも、人類全体を愛すれば愛するようになれば成る程、個々の人間、つまりひとりひとりの個人に対する愛情が薄れていく」
二律背反とも取れる会話のやり取り。

「自分に出来ることをしなさい。そうすれば報われるのです」
本当にそうだ。そう思う。

ワカサギ釣りをしていて冗談話になるが「人間はうそつきだ」という会話が飛び交った。
うそをつくのは人間だけ。逆に笑うことが出来るのも人間だけ。
実に人間は面白くて悲しい。
ドストエフスキーにはうそつきが一杯登場してくる。

話が飛ぶが女優の掘北真紀は「罪と罰」を読んだと本の読書コラム欄に書かれてあった。

私は無神論だが神と人間という根本問題を据え置いている小説は面白い。

まあ、こう言った本を読みつつブログを書き今、superflyの「force」というアルバムに入っている「輝く月」を聴いている。
この曲は何度も涙した。
東大震災のへの思いをつづる詞となっている。
「誰かのためになりたい。誰かのために生きたい・・・」
「どうしよう。どうしたらいい・・・」
「誰かを頼る心。強く信じる心・・・」
一つ一つの詞が身体に染み渡る。
ジョンリーにとっては本年度一番の名曲。
絆って大事だ。






 





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最終更新日  2012.12.23 10:45:27
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