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ジョンリーフッカー

ジョンリーフッカー

2015.06.15
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カテゴリ:釣り
さあ都留の解禁日だ。釣るぞ!
ところが一発目から枝に仕掛けが引っ掛かってぐちゃぐちゃ。今思えばあの時から今日の地獄と天国が始まっていたように思えます。
仕掛けを作り直すのに30分。まだ5:00。そんなに明るくないので0.07号のメタルとナイロン0.3号を接続するのに3回もやり直しちゃいました。これはプチ地獄です。
心が何度も折れそうになりました。自分自身が美しくない仕掛けを作ってしまったので何度もやり直したのです。

次の地獄がこれ。気を取り直し狙ったポイントに入るために激流の瀬を渡らなければ天国のポイントに到達しません。この瀬を渡るとどうなるか・・そんなかっこいいもんじゃございませんが、嫌な予感はしたものの、竿をしまわず渡ったのです。嫌な予感ってあたるんですね。かなりの激流・・・石につんまずいて・・あ!
と思った瞬間は時遅し、背中にしょっていたタマ網がドンブラコ・・・取ろうとしたけどそこは激流・・・何度も白波を転げ落ちるように取ろうとしたのですが、そこから先は巨大な淵・・・おそらく2メートルはある。拾えない。しばし放心状態。解禁日なのに、タモなしでどうやって友釣りをしよう。えーん。
泣きたい気持ちでありましたが(すでに泣いているし・・・)、折角来たんだからやろう。で、苦労の甲斐あり、お気に入りのポイントに入れたんでハナカンにおとりとウェポン背針を付けて泳がします。「ガツーン」ふふ。来た来た。で、ここから先は慎重にオトリを手で持てる位置まで寄せて、まずオトリのハナカンをとります。つぎにハリにかかった鮎にハナカンを通します。ここまで出来るとやれやれです。つぎに4本バリと背針を付けてタモが無い状態での釣りが完成です。こんな状態をエンエン11:30頃まで70回程繰り返しました。
でもまあ、タモなして1回だけ鮎のヌルヌルで手が滑って逃げたのが一回あっただけで70回のうちトラブルはありませんでした。むしろトラブルが無い分釣れる事、釣れる事、当然いい気分です。
13:30、前回タモを流したときもそうだったのですが、今回も下流の釣り仲間が拾ってくれたらしく、にゃんとその激流を渡って届けてくれました。うれひい。
2:30仲間がやって来たのでしばし入れ掛かりポイントを譲ってふらふら拾い釣り。
その後も鮎は快調に釣れ続き13~18センチの鮎が引き船にどんどん埋って行きました。3:00の段階で90匹はいっていたのではと妄想しています。そして最後のポイントを見るべく瀬と深瀬で竿を出してみました。タモがないと引き抜けないポイントです。18センチ程度の型のいい鮎がバンバン掛かってきます。

そして最後の地獄が4:30に待っていました。ああやんなきゃ良かった。そう後悔はいつもちょっと後からついて来ます。最後の一匹、ここで100匹は超えていたと妄想してます。
釣ろうと引き船からオトリを取り出し泳がせました。
瀬を釣り捲った後なので当然釣れません。
オトリを戻して瀬を渡ろうとしたとき・・あああー思いでしても尚悔しい、悔しい。
蓋の所が砂を噛んでいて上手く締まっていなかったのでしょう。何と・・・後ろを振り返ったら引き船の蓋が開いているじゃないですか。開いている。
眼が点・・・・点・・点・・点。引き船の中を調べて見たら19匹位はいる。
しかし元気な型物の鮎は見事に脱走していました。この時のショックは今も尾を引いています。ワイシャツに醤油のシミがついた時はそんなに悔しくないのに・・・これは何でこんなに悔しいのでしょう。今思えば脇の甘かった経験はこれで何度目でしょうか。解禁日前にオトリを沈めて盗まれた時、ヤマメ・マスを30匹以上釣って引き船に重石を置かなくって気が付いたら引き船が消えていたこと、オトリカンの蓋が開いていて20匹以上脱走した事。あああー、脇の甘さゆえの失敗は何度経験すれば気が済むんだ。別のおんぶジョンリーが「脇が甘いぜ」とささやいています

そんなジョンリーの動転を察してくれたのかトミさん、帰りも渋滞の中運転してくれました。感謝。おかげで大事故に遭わずに済んだのかと思っています。そしてタモが見つかった事も幸運です。

ま、何とか皮一枚の所つながりダークサイドに落ちずにすんでいる日々でございます。





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最終更新日  2015.06.18 20:04:27
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