テーマ:楽天写真館(355756)
カテゴリ:釣り
引き船から脱走(おいらの不注意だぜい)したリベンジを果たすべく、都留へ行って来ました。
河原に降りて見るとびっくり。昨日想定以上の雨が降ったみたいで、川は少し濁って水も20センチ以上増水していた。これでは目的のポイントには行きつけない。そう考え、すれ捲っているであろうと思われる場所にて竿を取りあえず出してみた。すると1分で「ガツーン」15センチ程度の小ぶりであったが、オトリになる。養殖鮎と交換して泳がすと一発。かーいかん。30分程で8匹ゲット。当たりが無くなったのでトミさんの所まで上がる。するとクロカワでヤマメを狙っていた。16センチ程度のヤマメが釣れたとの事。「ヤルネェ」 しばし談笑し上流めがけで進む。いつもは腰くらいで渡れる深瀬も今日は爪先立ちでないと渡れなかった。何とかクリアーし、いよいよ激流ポイントへ。流されると「ヤバイ」流れになっていた。5分ほど考えた後、意を決して浮石に掴りながら、必死の形相で渡る。 「ふぃぃーー」 さて目指すポイントに到着。「ん・・・・」濁りのせいか、鮎が見えない。おらん。 考えてもしゃあ無いのでとにかくオトリ鮎を泳がしてみる。これまた1分で「ガツーン」杞憂か。しかしそれから後が続かない。15分に一匹のペース。ま、掛からないよりはいいんだけどね。水が引くまでは鮎が戻ってこないと感じ、次なるポイントへ移動。瀬。しかし今日は荒瀬になっていた。オトリを泳がすとこれまた1分で「ゴキューン」なんかビールを飲んでいるようだ。やりい。ところが2匹目はビニールに引っ掛かって取り外しに行くしかない。荒瀬。流されるとヤバイ。でも行かないと仕掛けもパーになる。 再び意を決して少し上流から流れるように仕掛けのポイントにたどり着く。しかし・・・流れがきつい。 きついが必死にビニールを取り除き、オトリ回収。やれやれだ。この時点で身体はボロボロ。気分を変え再挑戦。これまた一発。ところが抜いた空中でポロリ。バレ。オトリをいきのいいのに変え再々挑戦。これもすぐにきた。やっぱオトリは元気なのに限るね。 今度はサカ針が外れてなくダンゴ。「ヤバイ」まあ、そう感じた時は大概ヤバイんだね。これまた抜く途中でポロリ。うーん。増水で鮎の掛かりが弱くなっているせいか・・・・。サカ針が外れていない事が多い。我慢。我慢。 11:30頃になるとおてんとうさまが急にてかてか。一挙に水が引いて来た。「チャンス」 瀬を一気に渡り鮎のポンプとなっている深瀬に移動。これまた1分で鮎を連れてきた。しかしどうも後が続かない。3匹程釣った後また移動。今度は平瀬。ここも1分で釣れた。 オトリ鮎を上流に泳がせていた時何やらでかい魚がギラリ。ん・・ヤマメかイワナだ。 「掛かるといいなあ」いいなあと思うと大概掛かるもんだ。 「ガガーギユギユーン」オトリが一気に持ってかれた。 強く引くと0.07号の水中糸が「プツーン」なので慎重に上流、下流へ引かず強めず手元まで手繰り寄せる。しかしその先は深い激流が待ち構えている。「ヤバイ」そう思ったときは大概ヤバイ。見事にその激流の中へ・・・・クソー。てなわけで30センチ前後の怪物は消えていなくなってしまった。ま、こんなもんだ。手に強い引きの感触だけが残った。 美しい仕掛けに張り替えて水も引いたことだし平瀬の泳がしポイントへ再移動。水が引くときはこれがまた面白いように鮎が掛かる。 ギラギラも見え始めた。ここで入れ掛かりを楽しみ納竿とした。型は小粒も混じったが7:00~15:30で40匹。まずまず楽しめたね。 帰宅途中トミさんにお願いして拝島橋の堰に立ち寄る。天然遡上の鮎が上っているか見たかったためだ。1人毛ばりの人が竿を振っていた。引き船を見せてもらったら13センチ前後の鮎が20匹程入っていた。「いるんだ」江戸前鮎を見ると嬉しくなった。但しそよ風がどぶくさい。食べるとどうなのか。以前この周辺の25センチ前後の立派な鮎を釣ったのだけれど腹までどぶくさかった苦い経験があるだけにこの風はくささを鮎の体内から発しているような気すらした。 鮎はやはり、石の底が見える様なきれいな場所で釣って食べないとダメな気がする。 江戸前の鮎が上ってくるのは嬉しいけど、その点だけは少し寂しさも感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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