テーマ:楽天写真館(355751)
カテゴリ:釣り
朝がやってくるのは早い。今日は岩見川へ行くことにした。
90分ほどかけて現場に到着。橋の上で鮎を見る。「ん・・・いない」 トミさんが鮎が必ず付いていると言う岩盤に案内してくれる。「ん・・いねぇ」 「放流してないとちゃうんか」どうもそんな感じ。 鮎がいなければ、釣りにはなんない。昨日入川した桧内川に再度行くこととした。 三か所程川見をする。今日はどこも人だらけ。「お盆の日は釣りしないと言ったのは誰だぁ」 結局昨日はいった西木町河川公園の更に上流で竿を出すことにした。見渡す限り岩盤。鮎が入れば一発で追ってくるような雰囲気はあった。しかしどうもポイントがずれるのか、鮎をここぞと思うポイントで沈めるものの、ウンともスンとも言わない。2時間ばかりどんどん下流に下ってやっと一匹。「ふぅぅ、疲れる」 お昼時になったので仲間のいる場所に戻る。500メートル以上歩いたろうか。汗の吹き出し方が半端じゃない。 昼は塩ラーメン。トミさんの流儀と言うのか、今回もネギとキャベツの切り方はぶっとく豪快。暑いときには熱いものを食べる。もりもり元気が回復する。午後はオーさんがよく釣れた上流のポイントで鮎を引く。元気なオトリも2匹分けてもらって入る。根掛かりさせたら、悪いので最初は外せそうなポイントからスタート。「こない、こない」ハミ跡はあるのだけれど、まったく当たりがない。 意を決して深瀬におとりを誘導する。ゆっくり泳がせる。しかし当たりがない。更に激流におとりを泳がせる。入れた瞬間「根掛かり」「やっちまった」やむをえず肩まで水に浸かる。思った通り流れがきつい。「ヤベー」と思った瞬間流されてしまった。ウェーダーには水が浸水してくる。足は立たない。やっぱ恐怖だよね。ま、今回は深瀬から浅瀬への流れだったのですぐに立つ事が出来一安心。竿を少し岩盤に打ち付けてしまった。「クッソー」気を取り直してオトリと針を交換し瀬肩を攻める。やっぱ来るときは早い。連続2匹ゲット。しかしすぐに循環が停まる。どうもナワバリ鮎が限られている。 結局この日はこれで最後。泳いだ事が記憶に残った一日であった。今回もオーさんの1人勝ち。30匹近く抜いていた。お見事! 晩餐は角館の名物、鯉こくとチラシ寿司、さつま揚げ、塩豆等を購入。今夜もビールで乾杯。テン場は賑やかく、先日のじっちゃま以外に車2台分増えて、やんやの酒盛りをやっていた。
遠征のいい所はその時の風景が思い出されること。鮎人生初めてのテント生活での貧乏旅であったが、立派なホテルに泊まらなくても楽しかった。きっとお金をかけたから思いでの量が変わるというものではないのだろう。むしろテント生活でアブやブヨに悩まされながら、どう人間の天敵と対峙していくのか、増水してもオトリ缶を流されないようにどんな工夫をしたのか・・自然の厳しさとに向かい合う事が普段の日常生活から解放されていくのが楽しかった。これだから仲間との鮎の遠征はやめられない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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