カテゴリ:映画
ソロモンの偽証 前篇
宮部みゆき作品を映画化した「ソロモンの偽証」 評判がいいのでツタヤで借りてみた。 ソロモンって誰? ウィキペディアで調べて見ると 「ソロモンはエジプトのファラオ[1]の娘をめとり、ギブオンで盛大なささげものをした。そこで神がソロモンの夢枕に立ち、「何でも願うものを与えよう」というと、ソロモンは知恵を求めた。神はこれを喜び、多くのものを与えることを約束した。ここからソロモンは知恵者のシンボルとなり、ソロモンが子供のことで争う2人の女の一件で賢明な判断を示した逸話は広く世界に伝わり、後に江戸時代の大岡裁きの話にも取り込まれた[2]。 このことから、長きにわたってユダヤ教の伝承ではソロモンは知恵文学の著者とされていたが、歴史的な裏付は無く、考古学的には疑問視する意見も少なくない。また、一説には神から知恵(指輪)を授かった、もしくはユダヤ教の秘儀カバラが記された『ラジエルの書』を託されたとも言われ、多くの天使や悪魔を使役したとされる」 と記載されていた。ふぅん。そうなんだ。 テーマは中学生の男の子が雪の降った日、学校の飼育室の前で死んでいた。自殺なのか殺人なのか。 「真実を知りたい」その死を目撃した主人公の少女が腹を決めて立ち上がる。 前篇はその真実を知るために生徒だけで裁判を始めようとする。 さて、どういう結末が待っているのか。 わくわくするストーリー展開である。 登場人物一人一人もよく描かれている。 話しは変わるが 中学・高校の頃、殴られた事も、殴ったこともあった。今でもあまりいい記憶として残っていない。 いじめの暴力は本当に心を蝕む。 いじめを受けたら逃げるのが大事。 戦うのではなく、逃げる。 力で人を屈服させようとする人は、子供の頃であれ、大人になっても大嫌いであった。 この映画の中でもそういう大人が多々登場する。 「勇気」と言う言葉は簡単に口に出せるけど、当事者はそんな余裕なんてない。 とにかく、どういう場合であれいじめを受けたら「逃げる」 そこからじっくり自分に非があるのか、相手に非があるのか見極めることが大事だ。 「逃げる」なんて先生言ってくれないしね。 この映画のテーマは重い。ゆえにラストにどんな結末が待っているのかわからないけど 人間ってやっぱり悪魔と天使が宿っていると思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.10.10 14:10:53
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