★グッドナイト&グッドラック(2005)★
GOOD NIGHT, AND GOOD LUC1954年、アメリカ百万人の視聴者が、ひとりの男(ニュースキャスター)に未来を託した――自由を再び手にするためにこれは、全米を勇気で満たした感動の実話である映時間 93分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開(東北新社) 初公開年月 2006/04/29 ジャンル ドラマ【解説】 ハリウッドを代表する映画スター、ジョージ・クルーニーによる「コンフェッション」に続く監督第2作目。“赤狩り”の猛威が吹き荒れた1950年代を舞台に、危機に瀕した自由を守るため、時の権力に敢然と立ち向かった国民的ニュースキャスター、エド・マローと番組スタッフたちの姿を、全編モノクロ映像による緊張感あふれるタッチで描き出す。主演は「最果ての地」のデヴィッド・ストラザーン。【ストーリー】1953年、米ソの冷戦が激しさを増す中、アメリカ国内ではマッカーシー上院議員を旗頭に、国内の共産主義者の徹底した排除活動が行なわれていた。しかしその標的は、いまや政府に少しでも楯突く者すべてに及んでいた。一般の市民はおろか、マスコミさえもが恐怖の前に沈黙してしまう。そんな中、CBSの人気キャスター、エド・マローとプロデューサーのフレッド・フレンドリーは、番組内でマッカーシーの欺瞞を暴き、彼こそが自由の敵であると訴える内容の放送に踏み切るのだった。そして、その反響は概ね好意的に受け取られる。これに対し、マッカーシー側もCBSへ反論と圧力を掛けてくるのだが…。 【感想】()この映画自体に興味もあったのですが、またまたロバートダウニーJrねらいで(笑)観ましたモノクロの美しい映像、流れるジャズの心地良さ、放送(報道)に携わる男たちのカッコ良さ、渋さを感じた映画でした。赤狩りは日本でもありましたが、もちろん私は生まれてませんし、日本とアメリカでは時代背景も違うので、その時のアメリカに住む人たちがどれだけの思いをしていたかと言う恐怖を感じられず・・・なので、エドマローたちが行った勇気ある行動の素晴らしさを、彼らがその放送をすることによる身の危険をあまり感じられず、彼らの行動は勇気あることなんだと頭ではわかっても、心に響くまでの感動にまでいたらなかったのがとても残念です <↑エドマロー>エドマロー役のデビッドストラーザン(私は初めて知った俳優さんですが)はアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされましたが、本当に渋くて鋭い感じで、エドマローを演じていて、その立ち居振る舞い、タバコを吸いながら話す姿はステキでした。「グッドナイト&グッドラック」と放送の締めくくりで言う言葉のなんとカッコいいこと!実際のエドマローもこんな雰囲気のかただったのでしょうね映像でのエドマローを知らないので比較はできませんが、写真で比べる限りではとデビッドのエドのほうがステキかな <↑デビッド演じるエドマロー>また、監督賞にノミネートされたジョージクルーニーですがオーシャンズのような伊達男っぽい感じではなくて地味な感じでの助演もステキでしたロバートはモノクロで観てもステキでした(笑)私は彼のメガネをかけているお顔が特に好きです赤狩りと言うことで彼が演じているチャーリーを思い出しました <↑マッカーシー上院議員>赤狩り出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』赤狩り(あかがり、英Red Scare)は、政府が国内の共産党員およびそのシンパ(sympathyser―同調者)を、公職を代表とする職などから追放し、社会的地位を貶めること。主に、第二次世界大戦後の冷戦下にある1948年頃から1950年代前半にかけてアメリカの影響が強い西側諸国で行われた。この場合の「赤」は共産党およびその支持者を指す。もっと詳しく知りたい方は、こちら公式サイト