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カテゴリ:子供の教育
学校へ行けない友達は、相変わらず行けていません。
作戦を少々変更して、建物のエントランスではなく、息子+私がピンポ~ン♪と迎えに行くことにしました。 友達だけでなく、そのママまでが、毎日毎日しつこく迎えに行けば、そのうち根負けするかと・・・ 敵も頑固なので、そうそう上手くいくとは思いませんが、ダメもとでやることにしました。 息子は毎日のように、彼に学校からの手紙を持って行くようです。 連絡事項や、宿題の有無かと思います。 昨日のこと、息子は封筒をもっていたので、あわてて取り上げました。 私がお手伝いしている図書ボランティアの封筒だったからです。 中からはみ出しかけている1通を開くと・・・ あれ、私宛じゃない・・・ そう、彼宛だったんです! 封筒は確かに図書ボランティアと同じものですが、それに紙をくっつけて「父兄のかたへ」と書いてありました。 あ~読んじゃいましたよ・・・ 読んだというより、目に入ってしまった。 その目の印象から、内容が把握できてしまった。 だって、簡単なことしか書いていないから・・・ と、いうよりも、ビックリして、実は読み込んでしまいました。 って、読むほどの内容ではないんですけど、目が釘付けになった。 それは、プリントされたものに書き込まれたものでした。 田中(仮名) くん(「くん」は印刷) しばらく学校へきていませんね。 はやく学校へきて、みんなといっしょに勉強しようね。 まっています。 鈴木(仮名) 先生より(「先生より」は印刷) ・・・・・・こんなもんですか? !!!まず、「田中」って何だよ! 田中 たかお くん とか、なんとか、人には名前があって、1年生だったら、まだ幼稚園の延長だったりする部分があるでしょう?名前を呼ばれるのって大事。 それに、これを見た時、ああ、担任は田中くんの名前を覚えてないのか、と思ってしまったんです。 だって、人の気を引こうと思う手紙なら、どうして下の名前まで付けてあげないかな? それも、長いマスの上のほうに「田中」って小さい字で書いてあるもんだから、私は遙か下に印刷された「くん」が見つからなかったくらいです。 たぶん、学校として、そういうプリントがあるんでしょうね。 そんな殺風景な、印刷の印刷~みたいな、喜びも楽しみも感じない手紙でした。 私が怒っているのは、その文字や言葉に、何の愛情も感じられなかったからです。 図書ボランティアの読み聞かせで、あるクラスの担任の先生に日程のお手紙を出したところ、おばさん先生でしたが、その返事は、かわいいプリントのある市販のレターセットの便せんでしたよ。とても気持ちが良かった。 担任は、学校へ来れなくなってしまった田中君(仮名)を、どうにか学校に来れるようになって欲しいはずなのに、殺風景な茶色の印刷用紙に、小さな書き殴りの文字では、彼は読む気持ちにもならないでしょう・・・ まさか、ムシキングの便せんに書け!とはいいませんが、もしも担任が本当にムシキングの便せんを使って毎日学校の様子を書いて彼に渡したとしたら、彼の担任に対する気持ちは変わって行くんじゃないかな、と思うんです。 登校拒否の子供のご機嫌を取るようなことをする必要はないですが、担任に対する他の出来事などがラップして、ついつい過剰な反応をしてしまいました。 明日はその担任と私の2人で、10分間の個人面談です。 9月に来て、クリスマスまでの今学期でいなくなる担任は、いったい私に何の話しをするのやら。 周りから「へん」と言って敬遠されるような人と友達になるのが得意でした。 皆がへんだと思ったり、嫌だと思っても、悪いヤツではないことと、私に対してその人が嫌なことをしなければ私は平気だし、へんなところは、直接害がなければ、結構おもしろい素材としてつきあえるからです。 自分だって完璧じゃないんだから、相手に求め過ぎるのは、こっちが「へん」だと思っていたんです。 でも最近は、心の見えない「へん」が多い。 不器用だったり、要領が悪いとかではなく、もしかして心のどこかが悪いのかな、と思うような場合があります。 担任がそうだとは言わないけれど、まず、相手を知るためには話しをしないとね。 だから、明日の10分間は機関銃のように話しをしますわ。 おお!一番最後の順番ですぞ! 10分じゃぁ、終わらないな~私のことだから~ とりあえず、 「先生、今日はデートの約束ありますか?」とでもいきなり聞くか。 無い、といったら、な~が~い~よ~・・・ ああ、なんだか私ったら、意地悪ばあさんのようだ! いかん、いかん! 学校へいけない友達のことも、なんだか不慣れで非常識、愛情欠乏ぎみに見える担任も、それぞれ考えているんだものね。 脇からとやかく言わず、じっと待ちながら、自分は自分で出来ることをやっておく、って感じでしょうか? J&R お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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